ラジオ周波数表示器:受信機の発振回路部に影響が出ないように信号(電波)を貰う」
アイテンドーってとこが2021年からLC7265を扱いだしたね。 遅いねええ。
以下2017年3月から公開済み。LC7265表示器キットはYAHOO等にて。
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①実装済みのLC7265タイプは祐徳電子さんで販売中。(LC7265表示器はオイラの開発品)
・青色キット品LC7265は祐徳電子さんで販売中。 緑色LEDタイプはオイラがYAHOOに出品中。電源基板キットもある。
・LC7265基板化後から2018年3月末で140枚ほど国内に出荷された。自作真空管ラジオにもっぱら使われている。
・裏技で50MHzも対応。下写真は50MHz用ダブルスーパー基板。 RJX-601並のAM感度。
②JH4ABZ式キットはYAHOOに出品中。(開発はJH4ABZ氏)
③M54821表示器(5桁で80.000MHzまで)は オイラの開発品。基板のみ領布中。サトー電気でも扱い中。
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2015年1月からラジオカウンター搭載の真空管ラジオを自作してきた。 その累計数は90台を超えている。オイラのラジオをお持ちの方は実際に見れば 「How to pick up the osc signal」はお分りなっているでしょう。
基本すぎて、「こんなの常識でしょ」と結線方法は記さずにいた。 製作記事中には写真にて上がっているので目聡い方は十二分に知っておられる。
ラジオカウンターをラジオ(受信機)に付加するには、影響を与えないように信号をもらう必要がある。
仮にわざわざ信号を10PF等のコンデンサーで引き出だしてしまうと、OSC強度が変化する。場合によっては受信周波数範囲も下がってしまう。短波帯なら目も当てられないほど変化する。
真空管ラジオにラジオカウンターが実装されているWEB記事をみるとカソードから引き出しているのが多数見つかる。「何故、OSC回路の敏感な部分からコンデンサーで取り出す」のか? 「この敏感点から引き出す技術思考」がオイラには理解しにくい。
カソードは局発コイルのタップ点と接続されている。 MT管とST管ではタップ位置が違うことはラジオ製作者なら体験していると思う。受信感度に影響する重要ポイントゆえ、手を加えることなくラジオ製作をしたいものですね。
以下
1、信号は「引き出す」のでなく優しく「貰う」。
電波で飛んでいるものをキャッチすればよい。 中華製のGY560はその良い例だ。
2,どこから貰うのか?
OSCラインの配線から貰えばOK.
3,コンデンサーで結合させるのか?
いいえラジオ回路には手を加えません。
4, 参考写真等はあるのか?
はい。
緑色の線がよじれていますね。
5、ツイストにするのか?
はい。
「2cmで1pF相当」と古書には幾度か書かれているのを見ました。現実1pFにするにはもっと巻きます。
6,巻き数は?
ラジオカウンターの入力レベルに依存します。 オイラが興した基板だと6cm程度。C容量としては2PF~3PF相当。
線長があるのならばOSCバリコンラインに這わせてもOK.
7,ラジオカウンターからのノイズは無いのか?
3端子レギュレータが電波ノイズ源になることがとても多いので、良いものを選定してください。
中華製のようにクロックノイズが漏れるようなら、乾電池駆動にする。それでもクロックノイズ流出ならそれは捨てる。
「ノイズにならない3端子レギュレータ型式」を指示して、キット品(祐徳電子さん)になっていますので、これを推奨します。
8,ラジオカウンターの流通品は在るのか?
メーカー品は無いと想います。ラジオ工作愛好家たちが製作したラジオカウンターは流通しています。オイラが興した基板はこれです。
Radio counter.
Received frequency display for radio receivers.
◇ICの能力に基づく適正な信号量がある。例えばLC7265であればその値はデータシートで公開されている。
データシートも見ずに超過大な信号をLC7265に伝えると場合によってはLC7265は焼損し不動になる。そのような勇気をお持ちの方は少ないとおもうが、LC7265の入力値についてのメーカーからの資料が公開されている。
上のように公開されているので、「過大入力でIC破壊する使い方」はお薦めしていません。壊さないようにご注意ください。
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