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2016年12月12日 (月)

真空管ラジオを自作すると 費用はどの程度?


YouTube: 小型自作ラジオ:RK-44。


YouTube: 12Z-E8 マジックアイ RE-860

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・基板を興したデジタル表示器を載せた自作ラジオ群です。

・メーカー製ラジオよりも低ノイズにて製作した例。

・R390などの質良いラジオは低ノイズ。(これを知らない大人が急増中)

SNが 概ね10dB~20dBほどメーカー品よりも優れている。低ノイズで自作したい方向けのsiteです。詳細のhow to make を公開中

・ハム音まじりの音が好きな方には不向きなsiteです。


YouTube: 真空管ラジオのブーン音はどこまで小さくなるか?


YouTube: RADIO COUNTER

◇トーンコントルール付き自作ST管ラジオに、スマホ音源信号を入れる。


YouTube: スマホ専用入力回路(aux)。トーンコントロール付ST管ラジオ


YouTube: 再生式はいぶりっどラジオ 1-V-2 デジタル表示

上のは、再生式ラジオに「LED周波数表示器」を載せた例。

◇◇下のは「真空管+トランジスタ」のワイヤレスマイクマイク。自作用基板は領布中。真空管工作の入門用。

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◇◇下のは「455kc用マーカー」。ラジオ工作派向けの「簡便なIFT調整用の基板」。これもここで領布中。

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◇◇◇下のは 真空管でFM変調を掛けた作例。8mほど飛ぶ。入力はモノラル。基板を販売中。

P1010016

冒頭文はここまで。

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以下、本文。

検索エンジンでこの記事に来られた方へ。

実際にラジオ自作される方は訪問者総数の0.01%程度もないだろうと想います。趣味に対して「時間と費用を掛ける方」向けの記事です。数台ラジオを自作されて、「感度よくするにはどうしたらよいか?」、「ブーン音を低減する方法は?」など技術興味を持たれた方を対象にしています。 技術向上心のない方には全く不向きなsiteです。

「web検索した程度で、ブーン音の聴こえない真空管ラジオを自作するのはかなり困難です。」お帰りしたほうが良いです。オイラは真空管での自作ラジオをまだ120台しか製作していないオッサンです。

オイラのラジオは、メーカー製真空管ラジオより10~20dB低ノイズですので, SNはその相応分良好です。メーカー製ラジオよりも、SNの良いラジオを製作したい方向けの技術系siteです。

200台は超えないと自作ラジオ系ではビギナーの範疇ですね。オイラより自作台数の多い日本人はまだ居ません。40~50台自作した程度で薀蓄を垂れるほどはボケていません。

「PCで見る」ことを前提にしていますので悪しからず。

2014年から、実装等のノウハウはここで公開中

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YAHOOを眺めながら次作は何にしようかと思案していた。

yahoo オークッションでの妙な説明文を見た。

>音を最小に絞っても少しの音残りが有ります。

そうなの?

原因によっては、対策方法はあるよ。

>配線の内部

配線の内部って何?

「配線部の様子」ならわかるよ。

>整備済品

シャーシ上面に油脂の固着が画像でよくわかる。しかし整備品とのことだ。

「汚れつきで、整備済みとは???」  オイラの日本語能力では理解しえない世界から来られたお方のようだね。

文面では、シャーシの汚れ取りは整備範囲ではないことが判る。

◇結構重要なことは

①「技術が欠損しているのにも係らず手取り足取り教えを受けて治した」と掲示板履歴から判る修理品がyahooに出品されていることだろう。リアルタイムにオイラは「それを4出品」見たよ。

見た目が重要とウッドケースの外装だけ綺麗に仕上げている方も居る。IFTの固着汚れが放置されていた。

③ブーン音が強くなるように配線して出品する方も居る。これは結線状態の写真で簡単に判明する。SNを劣化させるのはプロではなく、ど素人だね。

④jisに準拠しない「身勝手なトラッキング」で「調整済み」と称する方も居る。jisに準拠して調整しているのは一人か二人だろうね。3人も居ないことは確認してある。そのお二人はyahooに出品していないようだ。、、とすればyahoo流通品には????が沢山だ。

上記のように修理する側の力量が高くないことが多数ある。プロモドキが主流だね。

まあハズレ品を手にいれるのはオイラごときでは止めれない。技量を見定めて手に入れることをお勧めする。

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雑誌に記載のないラジオ工作のノウハウは ここに 2014年からず~と公開中だ。

標準4球(整流管なし)+マジックアイにしてみた。

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この状態にするのに、

cost.pdfをダウンロード

此れにGT管費用などがのる。総額は、2万円は軽く超えるぜ。

加えて1時間あたりゼロ円でシャーシー加工する。上記のように材料費だけで2.2~2.3万円になる。

国内で枯渇した真空管を採用する場合には、オイラでも1球1600円程度で欧州から輸入している。

ビジネスとして診た時には、1ロット100個で大量生産かけても,スケールメリットは薄い。ビジネスで製造するなら1000個/ロットは必要だ。

日本国内でのキット品の市場は至って小さく、1000個消化するのに10年前後は掛かるだろう。

ロット生産のキット(1000個単位)は発注量が大きいので部品価格が下がる。価格ならロット生産キット購入を勧める。

ラジオ少年のキットはロット生産されているし、ビジネスを度外視しているので十分に適正価格だろうと想う。このキットが高いと想うならラジオ工作の世界から離れれば済む。

◇DFK研究所が民生向けのキットを販売終了させた理由のひとつに、「中華製と比べて高いから、もっと安くしろ!!」とメール等で攻撃されたことが上げられる。このへんの経緯は彼WEBにも時折UPされていたので覚えておいでの方も多いはず。

人件費が異なる国の部品代を基準するにするのであれば、 中国まで私費で渡航して部品を調達すれば良い。販売元には、部品の仕上がり具合の確認作業がつきまとう。それを日本語では責任と呼ぶ。それまで含めて高いか安いか身を以て体験できるのでメール攻撃した御仁は現地に行くことを推奨する。

趣味の世界ゆえに、価格に納得しなければ購入せず諦めれば済むはずだが、 安くさせようとエネルギーを投入した御仁が何名もおられたようで、「そんなエネルギーを有するなら自分で基板を興せば済む」とラジオ工作者は想うだろう。

 己の技量がないことを棚にあげて、要求だけは一人前以上にする御仁も多いようだ。技量がないならそれを認めて対価を払うのが人の道

DFK研究所は、キット販売は本業でない。プロの電子工作者が増えるようにと善意で行なっていたキット販売。

 キット製作も「取り説が不親切」と片付けるのは簡単だが、読む力の有無について言及することは前提条件になる。 かの2P3キットですら、「取り説が不親切」とねじり込むのがラジオ製作者の実態。総じて造る側の力量が下がっている。

真空管ラジオのハム音も、残留ノイズの低いラジオを聴いた経験がないと、「強いブーン音」が普通だと錯誤してしまう。 「強いブーン音ラジオ」が普通品として流通しているので、オイラはそれに対して常々疑問を持っている。

WEBを診ると技術面で???と想うことが大手を振って一人歩きしている。知識と技術が欠けるのは当人の勝手だと想う。

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さて、本品は球なしの写真状態でまま放出する。問い合わせはメール

yahoo放出した。 部品原価(材料費)の半分に届かなかった。 次回は無いね。自分でシャーシ加工から初めてください。

ラジオ製作は安価ではない。この記事をみた方の1%も自作しないだろう。自作しない派が多数ゆえに、ブーン音の強いラジオ(技術は下手)が幅を利かせている。

追記

①2017年からはLED表示器搭載(pic式)を標準にした。BC帯~14Mhzまで広域

「ラジオカウンター」 或いは 「ラジオディスプレー」と呼ぶ。

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OFF SET = ー455KC

 

出品中の商品はこちら

②non-pic式のラジオカウンター(LC7265搭載)⇒AM/FMの2バンド

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2017年11月10日追記

以前、ここで取上げたように磁気アンテナ(バーアンテナ)にはテストループがMUSTだ。

テストループは90年代には製造されていたかどうかも妖しい。 オイラのは1970年代後半の製造品。

目黒も松下も大松も標準信号発生器用テストループの製造は2000年には終了していた。販売在庫品も底をついた。現行流通品はゼロ状態だった。

さて、そのテストループが数十年振りに製造された。 祐徳電子さんから販売開始された。

自称「ラジオのプロ修理技術者」もこれが入手できるとホっとするだろう。

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◇箱を開けた

BNCケーブルも付属していた。

「パイプベンダーの曲げ型をよく見つけたなあ!!」と驚く。昨今、このような小さい直径の金型は市場にないと想うがどこで見つけてきたのか?

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◇支柱は「円筒研磨加工後、ハードクロムメッキ処理」と加工プロ仕上げ。日本の会社よりメッキ処理が上手い、こりゃ驚いた。インローに拘って丸研してある。

通常は「ミガキ棒のままニッケルメッキ」が加工費としては安価。

下の写真のように、ハードクロムメッキ処理は国内では2000円以上の鍍金費用になる。

機械設計屋のオイラからみて「贅を尽くした」と想える。

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◇スタンドベースは「電着カチオン塗装」。

「ここまで手間掛けるの?」が率直な感想。 今の時代なら黒染めで安価に済ませて終了だろう。

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◇さて電波を飛ばしてみる。

正常、受信中。

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◇ HF仕様だが、2mまでは信号を入れて確認してある。

 

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6m,2mでバーアンテナを使うかどうか?

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祐徳電子の社長さんは、松下電器の元エンジニア。 ラジオ系のエンジニアだ。 それゆえに良く判っている。

よく現代に復刻(復活)させたものだと感動し、感謝します。

復活の切っ掛けは、数人の自称「ラジオのプロ修理技術者」がテストループの必要なことをオイラのblogで知って、祐徳さんに、中古品の捜索依頼を掛けたことがが起因。テストループの内部構造と材質はオイラからも情報提供は行なった。

機械設計屋が作るともっと手間を省いた安直なものになるだろう。

入手希望者は、祐徳さんに問い合わせのこと。

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