真空管再生式ラジオを作ってみよう。⑤デジタル表示化
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④の続きで、本ラジオの最終章です。
・まずバリコンプーリをつけた。
・LED式デジタル表示器を載せた。 このデジタル表示器は先般の実験のようにノイズ源にはならない貴重なタイプだ。⇒ 実験
動画のように再生式でも表示する。 再生が起きていないときはそれなりの表示だ。SG電圧を可変するとデジタル表示の数字が変るので わずか1kHzほどはSG電圧で周波数がシフトして行くことを体験できる。
SG電圧を変えると、それに伴い真空管内部Cが変化することはスーパーラジオ調整時に経験しているはず。(過去記事に幾度もUP済み)
もしも体験していないなら自作ラジオの製作経験が少なすぎる。
YouTube: はいぶりっどラジオ 1-V-2 デジタル表示
NHK第一は540kHzで松本市から電波が飛んでくる。 表示のズレも1kHzもない。(再生式だよ)
このLED式表示器の製作者JH4ABZ氏に感謝申し上げる。再生の掛かり具合で表示がゼロ~受信周波数を表示する.
再生式真空管ラジオにLED式表示器を載せたのは、オイラが初めて???
オイラはお馬鹿だから、良い子は真似をしない方がよいかも知れない。ともあれIFTなしのAM放送の音が良いことに驚きを感じた。34年前にR-390の音を聴いた衝撃に近い。
配線間違えさえなければ、必ず聴こえてテスターだけで作れるこの1-V-2は入門用にお薦めだろう。
この表示器をつけるとデジタル表示できる他に、メリットが1点ある。 それは自作すれば判る。そのメリットの恩恵を受けるのは自作派だけだ。
原理を知らないお方は、LED表示して当たり前だと想っているらしい。本稿は製作オタク向けの記事でした。
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ここで使ったLEDダイナミック点灯式表示器(pic式)の情報はここにある。
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