真空管の自作ラジオ 37号機。 今回は、ダイオード検波にした。
職場で、気心の知れた知人に真空管ラジオを贈ろうと想ってつくり始めた。
まあ、オイラが世話になっている会社は、
2013年の秋に労働基準監督所の査察が突然にきた実績がある。
鬱病になって退社する事案が,ここ10年ほど ほぼ毎年発生している。、
鬱の発生率は10%を越えるので、良い会社です。
IFTは、性能のCOSMOS。 天側がPG表記なので、相が回らないように考えられている。
で、組みつけて、通電したらコアを入れてもPEAKが上手くとれない。
チタコンをディプドマイカに取り替えた。 オイラの経験では、中古IFTの1割程度はチタコンがNGだ。 IFTにはセラミックコンは使わない。受信の同調回路にセラミックコンを使うとノイズレベルが上がることが多いので、要注意。
久し振りにダイオード検波にしてみた。
「6AV6で検波させようか?」とも想ったが、「信号ライン長」が長くなってロスが大きくなりそうだったので止めた。あと7~8mm近かったら6AV6で検波させていた。
6BY6⇒6BD6⇒6BA6⇒ダイオード検波⇒6AV6⇒6AQ5
IF段は、ともにカソードのコンデンサー無しで丁度良い感じのゲインになった。
バリミュー球は、入力信号の強弱に応じて動作点変化する。
もちろんSG信号455Khzで調整させても、入力信号の強弱に応じてIFの周波数が上下する。
sg抵抗を換えて動作点を変えるとIFTの再調整が必要になるのと、同じ理由。
キレの良いIFTを使うと耳でも非常にわかり易い。
どの程度の弱さのSG信号で入れてIFT調整すれば、実際受信時とのIF周波数ズレが少なくなるのか?
真空管ラジオを造ったことがある方なら、6BE6(6BY6)には適正な印加電圧があることを
体験していると想う。
高電圧だとノイジーになる。 低いとゲインが取れずに耳の悪いラジオになる。
オイラの過去記事には、左様な電圧に対しての考察も載っている。
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以上、第117番目の製作品。
本ラジオは2月13日に知人の処に行った。
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