Heath kit GR-64 General Coverage Shortwave Receiver Kit
kitと申せばHeath kitですね。
Hi-school時代にはHeath kitやSWANが欲しいと想ってましたのでようやく手に入れました。
エスカッションに大きいクラックがあるので安価でした。
Ten-Tecのkitも種類が減っていて淋しいものがあります。
Heath kit GR-64 です。
General Coverage Shortwave Receiver Kit
JUNKで入手した記憶です。
イメージとしては「5球スーパーラジオの整流管を半導体化した4球スーパー」です。
IFが1段なので耳は期待しちゃ拙いですね。手軽にHF帯を聴くラジオですね。
heptodeなのでS/Nも期待しちゃ駄目です。
お手軽に自作してHFを受信できるキットとしてリリースされていました。
日本のトランジスタラジオキットにも設計思想が読み取れるように、
このキットの何かはこれから触ってわかりますね。
通電前に 「外目から怪しい処がないか?」を確認します。
埃も無く綺麗です。50年前のkitにしては綺麗。
バリコンはギア付き。メインツマミのフィーリングは酷くはない。
適正テンションに抑えないと片支持軸の遊びが増えるので、こういうバリコンには過剰テンションは駄目。
12AQ5の手持ちがないので予備を調達しました。
コーン紙が破れてしまったようです。
サイズが合えば代替を探す。
VRの軸はきちんとDカットされている。
さて、通電してみた。煙もなくセーフ。ブーン音もするので良さそうだ。
が、中波バンドを聴くとバンドノイズが弱い。バーアンテナがバリコンから遠いので耳は期待しちゃいけないね。
これも今日は出番がきた。
schematicはWEB上にあるので、これから見比べる。
手を加えることなく終了しそうな気配です。
1月12日追記 回路図をみての所見。
①コンバータ管の+BとSG電圧が高い。12BA7ならばこの電圧でOKだが、今回は12BE6なので+Bは180~200V、SGは上限100V程度にしないとゲイン過多で信号が回る。
コンバーターGT管も同じ傾向なので、heptode管への印加電圧には留意。
②IFの12BA6の印加電圧が回路図のような数字なら、もっとバイアスは深いはずだが、、、
SGへのセラミックコンはノイズ要因になるので、使わない。
③回路図上は、ごく普通のスーパー。英語文で多々言われているのは国民性の違いか? 実装技術に起因するものか?
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