自作短波真空管ラジオ 3.5Mhz~7.5Mhz
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他例式スーパーの短波版の続きです。
実放送も聞こえています。
前記のようにバンド合わせは済ませましたね。
★バンドが合いつつ、局発レベルが良いコイルになるまで
局発コイルは、cut and tryで11回作り直しました。
24~25巻きで周波数が合うので、タップ点を探してました。
最後は、上記のように24巻きで、「17巻き+7巻き」にしました。
およそ29%位置にタップがあります。
タップ点が低いと下側で発振が弱いので要注意です。
★発振具合を注入点で確認します。
初期の発振コイルでの発振具合。
バンド下側で1vにも届きません。
トランスレスラジオの短波コイルを用いて6BE6で発振させると
この位の強さですので、格段に悪いわけでもなく一般的な発振強度です。
先日完成した「他例式BC帯ラジオ」では、1.7V近傍で感度が良いことが判っています。
★では、今回の適正注入量を探ります。
発振経路にプローブが吊り下がっているのでoscは低めにシフトしてます
バンド下限で、この数字。(最弱注入量)
上のようにバンド上限でこの数字。
最強注入強度は、3.3V。
注入量は、バンド下限が一番小さくて、途中でMAXになって下がっている。
耳はバンド上限が一番良い。バンド下限が耳悪し。 8dBの差がある。
バンド上限と下限の注入量の差は2.44-2.18=0.26V。
注入量に起因して耳が変化するならば、最大注入量の前側でも2.44V点があるので
ここも耳がピークになるはずだが、、、、実際は耳ピークにならない。
注入量の支配性は強くない気配。
糸かけ。
パネルに2穴追加した。 微調整用のバリキャップとBFO用(2バンドsw??)を予定中。
(実装するかは、本人の努力次第)
注入コンデンサーは、マイラの50PF。
★耳をよくするためにIFTはCを減らして、
可変コアを深めにいれて結合を上げている。
例えば純正120PFならば、110PFにさげてコアを深めにいれる。
トランスは受動素子なので、エネルギーを増やす動作はできない。
いかに減らさずに伝えるか????
「IFTのゲイン表示」を見てしまうと、さも増幅作用があるように捉えてしまうので
ゲイン表示にはかなり違和感がある。
副次的メリットは、sg電圧を下げれるので球の温度が低めで済む。
(夏にはとても有り難い)
★回路は普通。特徴は無し。
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