ナショナルの真空管ラジオ CX-555 2台目 その3 6AV6(自己バイアス)
この続きです。
樹脂カラーは溶落ちていたので、ブッシュをはめた。
ガタは、ダイヤル糸のテンションにより、ほぼ無くなる。
ガタを気にするならM2.5を3穴あけて固定するのもOK。
糸は新しく張り直し。
1st DET ⇒6BE6
1st IF ⇒6BD6(6BA6)
2nd IF ⇒6BD6
2nd DET ⇒6AV6(6BT6)
1st AF ⇒6AV6(6BT6)
2nd AF ⇒6AR5
*******************************
6AV6(6BT6)は、カソードバイアスにした。
よくWEB上で見かける6AV6回路は、高グリッドリークバイアスだが、
このラジオは自己バイアスにした。
昔、「ラジオ技術」でも6AV6のバイアスについて話題になったと聴く。
年配の方なら,そのことをよく覚えておいでだろう。
前回の高グリッドリークバイアスの音がよくなかったので、今回は自己バイアスにする。
高グリッドリークバイアスの利点は、
①「当時では高価なカソードコンデンサーが不要」
②「回路がやや簡単になる」 ことぐらいしか思いつかない。
★6AV6の2極検波は、AVCと信号ラインはそれぞれ別にする。
その理由は、昔の記事を参照されたし。⇒記事
信号ラインには、余計な時定数を持ち込まないのが一番ですね。
コメント