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2019年3月31日 (日)

7MHz エキサイター。MC1496によるAM変調回路。

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 DBMはバランスよく作動することが前提で成り立つ回路だ。作動式でもそれが判る。IC製作上、現実はウエハー上に、同一値の負荷抵抗、同一hfeのトランジスタ生成を行うことは技術面でまだ出来ていない。

 またオペアンプでのヘタレ作動については技術のあるメーカーから公式に公開されている。

ICの寿命は洗浄に使う純水具合に左右される。純度がたまたま低くなり、IC寿命が2年しかないものも過去幾多も日本国内で製造されている。 それらは、ICメーカーまたは実装したメーカーから「回収・交換」の連絡が来るので判明する。公務員をやっているとそのような情報は一切来ないが、技術系エンジニアで顔が広いと様々聞こえてくる。純水の質を上げることを産総研でも補助金事業でばら撒いていたが、オイラの職種がやや変わったので最近動向は知らず。

IC信奉者がオイラのサイトに来るとは思っていないが、まとまな音を聴きたければICは避けるしかない。トランジスタあるいはFETで、CYTECさんのように回路を組むのが正解だ。

DBMをトランジスタで構成しようと実験したが、まともに作動せず諦めた経緯がある。DBMをディスクリートで構成することは、オイラには無理だ。ヘタレ動作しにくいDBMとしてはMC1496だろう。

アマチュア無線の固定機用には、おそらくMC1496しかないだろう。変調波形では、 MC1496 > S042P > NE612 > TA7320  >  TA7310 を確認している。

ダイレクトコンバージョンRXにMC1496採用のHW-8は流石だと思う。

SL1640,SL6440もMC1496並みに優秀なDBMらしいが未実験。SL1640(1641)は国内で調達できる。

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MC1496に話を戻そう。

7.181MHzは発振できた。

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調整用VRを触っていた。負荷固定式のIC 例えばNE612ではこのような波形に成りやすい。

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しっかり調整すると波形の閉じた部分が綺麗に合う、

 

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◇ ダブラー(音)の波形。 右が入力信号。左がラジオで受信した波形。時間軸は写真のように同じだ。

MC1496は調整具合で1番ピンへ入れた信号周波数の2倍の周波数信号をアウトプットできる。 このことはデータシートに書かれている。

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 データシートのようにダブラー動作できた。 MC1496回路は、「RK-13」と同じ。キャリア調整VRでほどよくダブラー作動する。 

この状態では2倍音を聴いているので、「ダブラー音」を使うチャンスは、どうなんだろう??

良い子はマネをしないように、、。

◇◇◇◇◇

本来のAM変調。送信波は7.181MHz. VR maxだと入力3mVくらいで歪み出す。入力5~6mVで歪出すような使い方が良い。

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bufferの電流は、抵抗値に掛かる電圧から算出して 10mA.  このbufferからの信号線をバーアンテナに4回巻きつけて測った。

12Vで10mAだから 恐らく50mWくらいの出力だろう。 FINAL(M28S)も同じ電流値にしておいたが30~45mAくらいは流したほうがよいと想う。40mA x12V=480mW程度は入る

FCZコイルの線径が0.1mmなので80mAあたりまで流せる。 基板のパターン幅は0.04インチ以上あるゆえに、基板では1Aまで流せる計算になる。FCZコイルが熱くならないように注意する。

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3端子レギュレータはSTMicro推奨。「3端子レギュレータから発生する電波ノイズ」及び「レギュレータから電源ラインヘ流出するノイズ」を考慮すると推奨できるメーカーはかなり限定される。 もっとも良いメーカーはこの容量サイズが無い。

この基板向けだと、100mAタイプでは苦しい。

「2番ピン⇔3番ピン」の1KΩ抵抗を増減させるとゲインは変るが、「1K⇒500」にしても4割も増えないので300オームあたりにする必要があるが、バランスが崩れてくると想う。7MHzあたりではマイナスゲインにはならない水準。 7MHzダイレクトコンバージョン受信機でDBM-IC採用だと体験上マイナスゲイン範囲に落ち着くことと整合する。

「DSB用回路」と「AM変調用回路」では、回路形は同じで4個抵抗値が異なる。「DSB用抵抗値」でAM変調を掛けるのは実際苦しかった。 この辺りはメーカーも確認してあることが分かった。、、とダイレクトコンバージョン向けの送信測定器として使う場合には,final段電流は10mAも必要ないと想う。(強くて困る)

基板の用途は、

1, AMエキサイター (FINAL FCZコイルの上限 :80mA )

2, DSBエキサイター

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作動確認できたので、領布中。

◇DSB時の注入キャリア量は、キャリア周波数に依存することがデータシート(fig. 22)に明示ある。7MHzだと150mV(rms)前後が推奨されると思う。現回路だとOSCが強力すぎるので、OSCコイル2次側から注入等の工夫が発生するとは思うが、その辺りは題名がAM変調回路なので、ご勘弁ください。

◇DSB時にはDSB用値に抵抗値は変えること。その方がキャリアが出てこない方向なことが実験でも確認した。

◇AM用としてはオシロ読みで0.3~0.4V程度で支障ない。AF信号とのバランスにはなる。 キャリアを抑制することなくしっかりと出力してもらう必要がある。 ただしRFで1Vも入れると歪むことが波形観測できるのでほどほどに。AM専用ならば750Ω⇒680Ωの方がよい感じである。

◇水晶振動子を別なメーカー品の7.011MHzを載せてみた。OSC強度が3倍ほど強い。 AM用でも発振過多だ。 「同調回路コンデンサーのQ大小(共振時)で発振強度が10%は異なる」ことは、過去の記事でご紹介済みだ。 おそらく7.011水晶の製造メーカー品はQ(共振時)が大きいのだろう、、と。 「水晶メーカーに合わせた抵抗値にする」ことも必要だ。サトー電気取扱いの7.181MHzならば図中値で支障ないと思う。 

搬送波形と受信音は無縁なことは、ここで確認済み。

すでに公開済みのLA1600ラジオ基板とセットにすれば、QRPのrigがまとまると想う。

LA1600 mini radio:短波帯も対応。手軽に短波ラジオを自作する。

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基板ナンバ RK-33:

中波~21MHz向け。28では感度が落ちる。

+BFOした基板は、RK-49になる。

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YouTube: LA1600 nini radio with lm386

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6.8MHzをバーアンテナで受信した作動例

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2019年3月30日 (土)

富士通が45歳以上をリストラ

一部上場の会社が45歳でハードルを造っている。

現瞬間35歳ならば10年後には、肩たたきに会うだろう。

45歳のハードルを上手に超えても、50歳にならば給料は下降してくる。そういう賃金制度がすでに定着している。

少し前になるが、 富士電機からの仕事を受けたので、仕様打ち合わせした。で、、出てきた方の名刺は、部長 と、部長の文字に消し線が引かれていた。周りの富士電機社員は、だれも部長を付けて名を呼ばなかった。技術面では やはり前部長らしく、他社員よりよく判っていたのも事実だ。

 で、職制を剥がして、他工場(事業所)への転勤辞令を出して、幹部社員を揺さぶるわけ。前部長も関東から信濃に移動してきた、、と申していた。職制を剥がしておいて、新しい名刺すら作成しない事実は、いじめ・嫌がらせだね。 そういう社風だと対外に宣言している事実がある。このような会社に己の人生を賭けるかは、個々の判断に拠る。

大手企業のそういうのを真近で見るとね、、。他社でも同じだったのを思い出した。

まあ、、、、駒として使われているの見るとね、、。思うことが多いよ。

「薄っぺらいのに自信満々な人」という事実がある。

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ここでも公開されているが、「低能力者ほど 自信満々で勘違いしている」ことが実験で確認されている。

オイラのような機械設計屋の分野でも、「無能に近いほど自信満々に語る」のを多数経験してきた。それゆえに、「自身満々な奴の設計は信用出来ない」ってのが成立しており、業界での基礎常識にも為っている。

出来るエンジニアほど寡黙でもある。またそれが日本人の美徳とされてきた。

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先だって、ロボットクリエーターって職業があるのを知った。 機械系エンジニアでもなく電気系エンジアでも無さそうなので、コーディネータの延長のように思う。tvで見たが、その雰囲気の機械エンジニアは居ない。300人超えでエンジニアと合ってきたが、あの雰囲気はちょっと、、。

もっとも、「ケーブルを変えたら作動した」との再現ドラマをやっていたが、製造後に自然放置して、「積極的に枯らしたケーブルを使わなかった」ので当然発生した不具合としか思えない内容だった。

信号通信系では枯れたコネクターを使うのは基本。NASA,MILでも明示されている。JAXAも同じはずだろう。「どの期間、枯らすのか?」は各国の軍規格で異なる。自衛隊での規格は納入品の仕様として公開されていると思った。ただし今回は自衛隊への納入ではない上に、自らが納入品仕様制定する立場なので、JAXAルールに準拠していたか? 不明。、、、、、、まあね。JAXAルールケーブル使用で作動したことが再現されていたから、、、、。 基本を知らずとも飯は食えるからね、、。

その必要な枯らし期間から逆算すると、プロジェクト開始時点ではすでに充分に枯れている必要がある。そう云うことだけのこと。 まさか此れを知らずに進めていたのか???    コーディネーターの水準ならば知らずとも生きていける。

熊さんとカモシカさんがお友達の この田舎に住むおっさんですら知っている内容だ。

2019年3月29日 (金)

ne612ダイレクトコンバージョン受信基板: LPF=MAX295


YouTube: 「レフレックス+再生」式 単球ラジオ。

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「自作派のお手伝い用に、、、。」にて、 ne612ダイレクトコンバージョン受信基板を領布中です。感度は良好です。

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SSG値が-10dBμ( -123dbm)でも聞こえてくる。JISでは開放端での出力表示.

 0dBμ=1μVなので、-10dBμは0.316μVであり開放端出力を示す。 FCZコイルのZ=50であればその1/2の0.158μVが受信基板に掛かっている信号強さになる。

まあ市販無線機と互角だろう。シールド小屋で測りたいものだ。

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ここまでの性能を求めない自作基板では、

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上記基板を興し済み。

2019年3月27日 (水)

国産の最高峰 ラジオキット。

イスペット 6石トランジスタラジオ 民生型がyahooに今ならある

よく所有していたな、、。と。

民放 : 広告収入減少に伴いAM波停止の方向で、提案書を提出。

毎日の記事にもあるが、広告料が半分になって経営が成立しにくい局面に来ている。行政との調整会議が行われていた経緯があるので、その結論として文面で提出したようだ。

地方局では人件費に充分な金額を充てれないところもある。FMラジオ局では同様に経営が苦しいウワサはおっさんにも聞こえてくる。

もう10年もすればFM放送も同様に衰退していく。情報伝達媒体である新聞・印刷物が終焉に近いように、電波を使った情報伝達媒体も衰退していく。

建物内設備への費用投資よりも、「中波での放送アンテナの耐用年数がそろそろ来る」。往時は充分なメッチ技術が国内には無かった。 公共の電波故に自己都合による停波は行政は認めない。従って予備アンテナ塔で送信する必要が発生するが、 住宅事情により新アンテナ建立は無理だろう。 、、と残された道は、陳情して中波放送そのものを無すしか手立てがない。

リスナーがどう思っても、アンテナ建立地が無い。現行法では、景観条例に抵触する。申請書に地元自治会の承諾書が必須だ。保育園誘致ですら反対すら住民が多数居るので、アンテナ建立は200%無理だ。

さて、溶融亜鉛メッキの耐食性については、ここに公開されている。

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、、と都市部ではもう寿命が来ている。倒壊でもしたら、補償だけで放送会社に致命症を与えそうだ。

オイラのような「熊と共存する田舎」ではまだ50年程度は使えそうだ。海から220~30km地域のアンテナ群は、もう寿命になっている。

「放送源としてはyoutube」が残るだけになりそうだ。

この停波を予想してはいたので、AMトランスミッターキット、真空管トランスミッターをyahooに出品している。

国内fm局も停波すりゃ、短波で海外局を聴くことになる。ST管で3.5~7MHz受信できる2バンドラジオ(中波/短波 デジタル表示)は7台か8台を作成しており、yahooにて出品終了済みだ。 おそらくそれが今後有効に使われると思う。

シュミレーションソフト

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問:「シュミレーションソフトはどの程度信用できるのか?」

・高層マンションや架橋で必須な構造計算系では、振動解析ソフト会社毎に答えが違う。 どの会社の答えを使うのかは、使用してよいソフトが国行政から示されているので、廉価な施工になるソフト会社のものを使う。先日も群馬県在住のTOPエンジニア(構造設計1級建築士)とその辺りを確認した処だ。構造設計1級建築士の資格はハードルが高い、500人超の大手コンサルタントでも20人程度の比率。日本全体で 1級建築士が36万6755人。 構造設計1級建築士は9661人.

・プラスチック製品等の三次元モデル化ソフトでは、これまたソフト会社毎で製品の出来上がりが違うので、発注元と受注先では同じモデルソフトで打ち合わせする。

・流体では公式を使うと、筒あるいは溝との境界面では流速がゼロになる。しかし現実には、雨水は流れる。理論と現実が整合しない。

・座屈も理論と現実が整合しない分野のひとつだ。

問: 目に見える分野だけでも随分と整合しないのですが、目に見えない分野はどうなっていますか?

・電気分野では、「超再生式検波の感度と音質のトレードオフ作動」と「そのAGC作動を解析」できるものがリリースされているか??、、、だろうと思う。

・物理系で決定的に無いものは、「真空勾配」を計算するソフトは存在しない。真空ポンプメーカーに勾配について技術確認すると、全てのメーカーが理論で答えてくれなかった。仕方ないので、昭和40年代の「大学教授が書いた内容」を参考にして、手計算で真空勾配をオイラなりに算出した。それに基ついて製造ラインを納品した。

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オイラは田舎の「FA装置の機械設計屋」のおっさんです。

2019年3月21日 (木)

アップワード変調

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この2冊は手に入れておくほうが良い。

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2019年3月18日 (月)

中電 と日本の商法。

過日もupしたが、契約書の履行を中電が行わない。一部履行中の状態だ。

契約書の効力については、権限を有する方が来られて「契約書は有効だ」と申された。

有効な(効力発揮中の)契約の完全履行を中電が行わない状態だ。

中電社内の経緯書を文書提出するようにお願いして3週間経過したが、いまだ届かず。

此方は、「中電によって追認されている契約内容」なので契約履行をお願いしている。

東電も中電も似た体質らしい、社風は随分と劣るように思える。 いじめで名古屋あたりでは有名中なことを最近知った。 熊さんカモシカさんと日々遭遇する山間地なので、大都会のことはようけ知らんが、良くない事で有名らしいことは判った。 

先週山に入ったがヒトの足跡は無かった。

2019年3月17日 (日)

ダブルスーパー:W55H . 村田製作所 セラミックフィルター CFWLB455KHFA-B0

村田のCFWLB455KHFA-B0 タンポ印刷ではW55H. 印刷文字通りにW55Hと呼ぶのが一般的。

これが入手性のよい455kHzのフィルター。

ECS製のLTMシリーズは跳ね返りが随分と強いので、ちょっとね。この分野では村田の独り勝ち。

G13p8rn

2019年7月追記。

国内では今夏からRSでも販売中。 この上位は国内流通はない。しかしUSAにはある。

某会社がこれをCB機に使うらしい。「USAから上位品を引っ張った方が特性が良いよね」と明示しておく。

本記事時点では、W55H国内販売はない。

ダブルスーパー基板の問い合わせが多いので再掲する。

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まずまずの感度のダブルスーパー基板。

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①基板

②TDA1072

③NE612

④455kHz セラミックフィルター(村田) :W55H。   w55h.pdfをダウンロード

の4点を1SETにて Yahooにて 領布中。     

W55Hは、「 6dB幅が 455 ±3kHz 」とAM専用。 ラジオ専用であればW55Fあたりがお薦め。

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1st OSCは手持ちのcrystal都合で決定のこと。 

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2019年3月14日 (木)

ミニラジオ基板シリーズ :LA1600,TDA1072,TA2003,3石ラジオ、ne612ミニ

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製作ボリュームが少ない「小型ラジオ基板」に仲間がふえています。

開発順に、① LA1600基板(RK-33)。② TDA1072基板(RK-34)、  ③  TA2003基板(RK-38)、④ 3石ラジオ基板(RK-44)、⑤ ダイレクトコンバージョン ミニ(RK-50) ⑥ LA1600にBFOを載せた小型基板はRK-49. ⑦ one IC radio (RK-69)

⑧真空管6AK5 ラジオ(RK-73)

トラッキング方法⇒ここ

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TA2003基板。

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「3石+ic」ラジオ基板 :RK-44


YouTube: 小型自作ラジオ:RK-44。


YouTube: one ic radio :ta7613 part 2


YouTube: 6AK5トーンコントロール付 LA1600ラジオ :RK-73

感度についてはこの辺り参照。

2019年3月 9日 (土)

ipod等OCL機器からの信号をpuに入れる。真空管ラジオ

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Ipod等小型音響機器から真空管ラジオに信号を入れることは、以前にUPしたことがある。

秋月電子から「ST-32使用ヘッドホン出力⇔ライン入力昇圧キット」がこの8月1日にリリースされた。このキットを使ってもよいが、周波数特性はかなり???だ。ST-32の特性をご存知ならば、手を出さないだろう。周波数特性面でオイラはお薦めできない。

先7月25日に、JH4ABZ氏の掲示板に上げておいた「in-take amp」を追加説明しよう。

◇まず、追実験用にJH4ABZ氏には基板を送付済みである。 また、KIT化に向けて祐徳電子さんには7月中にパターンdata等一式送付済みである。kitになるかどうかは祐徳電子さん次第だ。

真空管ラジオに内蔵するために37mm x27mmと小型にした。6v~12vでok.

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◇作動具合は動画で確認をしていただきたい。


YouTube: スマホでラジオauxへ入れる


YouTube: 自作真空管ラジオ。 AUXにFMチューナーからの信号

この基板を使うと入力源はインピーダンス面でかなり自由になる。

◇ in-take ampの周波数特性を確認してみよう。

1,まず、70KHz。 このような高い音が聴こえるかどうかは別として、特性を見る。

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2, 7kHz

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3,700Hz

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4, 70Hz.

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写真のように70hz~70kHzは非常にフラットだ。1dBの差が判るかどうか?。 

フラットの理由として、①NFBを掛けてある(8dBほど) ②2トランジスタの直結回路ゆえに、もともと特性が良い。

NFBが掛かっているので歪みも考慮されている。

◇外部入力へ入った信号は、ゲイン100dBの回路(in-take amp + ラジオ af段)を通過してSPに至る。それでも残留ノイズは0.5mVを超えない。

真空管ラジオへの中間回路としては、「サイズ・周波数特性・信号源を選ばない」面でおそらく決定版にちかいだろう。秋月さんよりは少し早く情報公開できている。

入手希望者は、祐徳電子さんに問い合わせしてみるとよいと想う。 そのうちKIT化されるかも知れないね。CRとトランジスタだけなので秋月さんほどの価格にはなりようがない。廉価すぎてKITにならない場合はプリント基板の領布を考えてもらえば前へ進めると想う。

◇◇

音源の信号を電波で飛ばす方法もある。NE612式 AM トランスミッター をキット化(2018年9月)した。

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JH4ABZ氏にも作動確認していただいた。ここ。再現性も支障ない。

 キットはyahooにある。測定器を持たない方向けにキット化してみた。 コア出入による周波数あわせは必要。


YouTube: NE612 AM transmitter

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YouTube: UY-76でトーンコントロール。ST管スーパー。

◇真空管ラジオでは ブーン音が話題になることも多い。

1, メーカー製トランスレスラジオでのブーン音。(数値面ではまったく平均)


YouTube: 12Z-E8 マジックアイ RE-860

2, オイラが手をくわえて少々ブーン音を小さくしたトランスレスラジオ。


YouTube: 真空管 5球式トランスレスラジオ UA 360

3,「pic式表示器搭載の自作ラジオ」のブーン音


YouTube: 真空管ラジオのブーン音はどこまで小さくなるか?

4,

ロクタル管ラジオのブーン音。(ガラス球ではブーン音の一番小さいのは、実はロクタル管だ)


YouTube: ハム音の比較にどうぞ

オイラの自作ラジオでは所謂残留ノイズは0.5mVと 松下電器製ラジオの1/5~1/10になる。SNでは15~20dB,オイラのラジオが優れている。

真空管ラジオでも雑音の少ない至ってクリアな音でAM放送を楽しめる。

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NPO法人花粉情報協会

杉花粉のデータが公開されていた。

NPO法人花粉情報協会

2016gurahu 2017,2018は公開されていない。

一般的に、都合が悪くなると公開しないパターンになる。

2019年3月 8日 (金)

LA1600 mini radio:バーアンテナでの短波帯対応。

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基板ナンバ RK-33:

中波~21MHz向け。28では感度が落ちる。

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YouTube: LA1600 nini radio with lm386

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6.8MHzをバーアンテナで受信した作動例。

外部アンテナで聴くことを推奨。

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2019年3月 2日 (土)

ポケロクで人気のTA7358。変調波形をオシロで確認。等価回路が示すように当然クリップした。

2017年6月11日の記事に追加して、 new化した。

「振幅変調系にTA7358が使える」との神話が日本で語られているので、波形でその神話を確認する。

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過去にaf信号だけを入れた実験出力波形。

0.3v outで歪んでいる。

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JH9JBI氏のレポート通りに0.2v以前に歪む。素のままだと概ね0.15Vが上限になる。

RF-AMPを使うともっと悪化する。

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6m QRPで人気のあるTA7358でワイヤレスマイク製作した。 TA7358はクランピングダイオードの呪縛があるので、不人気の側面もある。 「その呪縛からの解放方法は過去記事」にあげてはある。dsb ⇔ am は抵抗1本の有無で行う。ラジオで聴くのが簡単なのでamにした。

今日は、呪縛されたままで製作を行なった。 (メーカーの意向に沿った回路になっている)。BC帯にしたので真空管ラジオで音質確認することを前提にしている。 SOLID DEVICEよりもtube radio で聴くと音質優劣が判り易いからだ。

1,

LCによる発振確認。 トランジスタ用赤コイルを使ったので周波数帯はBCになる。

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2、

発振OKなので、部品を全て実装した。

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3、

MIC端に低周波信号を入れた。飛ばして確認。 単音だと、まあまあ普通に聴こえてくる。 軽い違和感がある。飛びは1mほど。finalはM28Sなので数十mA流せるが、それだと飛び過ぎになるので必ず軽く作動させる。

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4、

肝心の変調波形の確認。

動作点がセンターにないことが波形から判る。

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入力を上げていくと、クリップしたかのような波形になる。入力レンジが狭い。 NE612やMC1496,S042Pとは波形が異なる。波形具合から音の違和感理由も判明した。

DBM部100mV程度からクリップする特性なので、100%変調に届く以前にクリップ(歪む)する。まあHI-FIでは無い。

 、、、と云うことは、工夫なし状態ではosc強度として100mV以下であることがほぼ必須だろう。左様に弱い自励発振できるのか? クリコン用としてもOSC注入は100mV近傍以下でないと生成された波形は歪む。

ICの設計仕様がFM用なので振幅制限有は前提になる。振幅制限機能内蔵の半導体を 振幅変調用に使うには工夫はmust.

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◇◇参考にMC1496の波形(下写真)◇◇

MC1496仕様 エキサイター ⇒ ここ。 MC1496,NE612,S042P,TA7358と触ってきたが、波形の美しさでは MC1496 > S042P >NE612 >>TA7358。 

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ここまで違うとね、、。。

 5,

まとめ

変調波形は誉められるものではない。現状だと音声信号の小入力時にもクリップしてしまう。その辺りがCOMP動作とは違う。真空管ラジオ自作派のオイラとしては、恐らく消極的使用デバイスの一つになるだろう。

実験して遊ぶには程よいデバイスだろうが、 送信用(HAM RADIO)としては??だろう。クリコン用にしても外部OSCからの注入上限は100mV近傍になる。安全を見れば70~80mV程度だろう。

HI-FIにするには工夫が必要になる。 「割合に制約が多いデバイス」と捕らえるのが正しい。 工夫は各自してみてください。

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通算製作として第272作目。

「呪縛から逃れる実験したい方向け」に基板領布します。TA7358式 am/dsb トランスミッター実験基板の「基板ナンバー RK-37」です。

さて、工夫をしてみた。 クリップ波形からは脱出できている。まあ何とか使える水準になった。上下非対称も随分と改善された。

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これならばクリコン用としてOKだろう。

「工夫されたTA7358 ワイヤレスマイク基板: RK-38(予定番号)」は1月17日から領布。TA7358の変調音を実感したい方向けに配布。

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豆知識として:

変調に好んで使われているDBMとして、MC1496、NE612、S40P、SN16913、SL6440C、AN612などが知られている。

2019年2月28日 (木)

中波:自作ラジオ基板(RK-33,RK-34,RK-44)をキット2P3と比較した。

2019年2月28日時点の中波ラジオの基板

自作の基板紹介。

小型自作ラジオ:RK-44
YouTube: 小型自作ラジオ:RK-44

鳴り具合は動画参照。

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夜間のフェージングでAGCの効き具合を含めて鳴らして確認した。

感度は悪い順にLA1600ラジオ。(aitendoキットよりは聞こえる)

その後は横並びで、キット2P3, RK-44,RK-34. 

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下写真のようにLA1600基板は短波もバーアンテナ作動。

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キット2P3を購入し忘れた方向けに、RKー44を推奨します。

サトー電気で扱っています。oscコイルはサトー電気販売品が整合します(他社製は非推奨)

実測感度はこのような塩梅です。 ラジオ基板は剥き出し状態で計測していますので、アルミケースに入れるとノイズ(N)がさがり、感度はもう少し改善されます。

また、FCZコイルの1次側に直接信号を入れていますが、コイルのZが今ひとつ不明(Zについての公開値を調べています)です。

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追記:2020年2月

LA1600より高感度なICにLA1260がある。 これはサトー電気と若松の2店舗だけの扱い品。

基板ナンバーはRK-81。基板はサトー電気にて扱い中。

LA1260 自作ラジオ :2IC ラジオ。
YouTube: LA1260 自作ラジオ :2IC ラジオ。

FC2にKIT購入者の製作記が公開されている。

KITはYAHOOにて出品中。

Rk8109

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2021年7月。上述RK-33を 樹脂ケース化してみた。 

基板ナンバー RK-136.

SANYO LA1600自作スーパーラジオ基板を市販ケースにいれた。
YouTube: SANYO LA1600自作スーパーラジオ基板を市販ケースにいれた。

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2021年8月。LA1600より感度よいLA1260基板をケース化してみた。記事

LA1260スーパーラジオ :樹脂ケース化。 ICラジオ自作。
YouTube: LA1260スーパーラジオ :樹脂ケース化。 ICラジオ自作。

3V駆動なので、VR最大にするとLM386が歪む。 VRは30%開度くらいでお願いします。

2019年2月27日 (水)

スピーチプロセッサーの基板。

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先日の考察・検討を受けて作図してみた。

英語圏 ham radioでは スピーチプロセッサーと呼ばれることが多い回路にした。

 フィードバック等による制御が入るのはVOGA(voice operated gain adjusting)。VOGAで有名なデバイスはSL6270、SSM2166、NJM2783等になる。呼称は各社の商標との関係からも派生するので、幾つかのネーミングが存在する。しかしゲインの制御方法で分類するのが恐らく正しいだろう。

 VCAはvoltage controlled amplifierになる。

プロ機器では、peak cutterとも呼ばれ、アマチュア無線の世界ではスピーチプロセッサーと呼ばれる。

作動は、英語peak cutterが示すようにピークをダイオードでカットするだけの回路だ。fcz誌ではマイクコンプレッサーと呼ばれている。検索すれば回路が見つかるが、ダイオードによるピークカット回路なので圧縮動作(コンプ動作)は皆無だ。これは所謂active clipperになる。

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 サイテックさんからもスピーチプロセッサーでキット販売されている。「ダイオードクリッパー+ICの元回路」はオペアンプ登場とともに英文で紹介されているので、およそ47年前から公知の回路になる。

2回路入りICを音声回路に使うと信号の内部漏れが1万分の1程度はあるので、ややすっきりしない傾向になる。もともと「コールド側からの信号の吸い込み」はあるので、内部リークを気にしてはマズイかも知れない。

プロ機器ではおそらく1~3%程度の確率で発生するピークをカットしていると思う。その後にリミッター回路へ入れている。

今回は、LPF特性の確認が主たる目的で基板にしてみる。加えて既存の回路では見られないようなダイオードの使い方を試してみる。凝りすぎてNGな場合も頻繁にあるので過度の期待はご遠慮ください。、、、いやいや平均なものが良いか??? と方向性が揺れている。

ここで使ったMAX295のLPFは電波をかなり飛ばすので送信系には使い難い。MAX295をTXケースとは独立した金属ケースに封じ込めて、MAX295から飛ぶ電波を60dBほど弱くして使うならばおそらく大丈夫だろう。

スピーチプロセッサーやマイクコンプレッサーと呼称される音声信号の処理機器(回路)については、ここでおいおいとまとめてみる予定だ。

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オイラは田舎の機械設計屋なんで 強度計算、人間工学に基づいたオペしやすい自動化ライン等の設計業務が本業。

2019年2月25日 (月)

オペアンプの型式検討中

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opアンプを使ったものを検討していたので、opアンプのデータシートをみていた。

2回路入りだとセパレーションはこれほど取れる型式もあった。内部結合がない単回路icの方が音の切れはよいだろう。音の良いICをつかっても内部抵抗/内部Cはウエハ上の生成物なので、音が良いといわれるコンデンサーや抵抗を使用するより格段に音色は劣る。この辺りの情報はプロ音響機器メーカーサイトに詳しく公開されている。 日本のAUDIO 系TOPメーカーの技術的思考だ。

プロ仕様のコンプレッサーでは単回路ICのものもある。、、と雑多なことで思案中。セパレーションの悪さを利用できる回路もあるやも知れん。

Photo

応答速度に至ってはμ秒単位なので、「ここまで進化した」と驚いた。過度に速いとオーバーシュートし波形は歪む。MIC-COMP ICではオシロ波形まで明示してあるので安心であるが、オペアンプでのオーバーシュート具合はまだ謎であり、これから調べる。

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初期icで有名な741では、以下の数値になっていた。

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741使用のプロ仕様が国内FM局でも1980~2010年あたり、そして今も主流のようだ。 それならば741で十分だろうとも思う。プロ仕様品は、やはり上手な設計だ。

プロダクト検波の基板: 

プロダクト検波のラジオ基板群。

1.


YouTube: AM/SSB 2モードラジオ基板の受信周波数を表示させた。

2,

rk-63

Rk63011

3.

rk-90はここ

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YouTube: ロクタル管ラジオでyoutubeを聴く。入力回路見直しした。


YouTube: RADIO COUNTER


YouTube: testing MC1496 for AM mod. adder or not ?


YouTube: 春日無線の真空管3バンドラジオ  AF-252 整備してみた。


YouTube: オンキョー  AM,SW,FMの3バンドラジオ  FM-820

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