ラックスマン LXV-OT7の心臓部は ロームのba5417。
オイラがウオークマンの製造ラインを持っていた時にはローム製icを af amp ,磁気headampに多数つかっていた。理由は性能は劣るが、値段がとても安い。 「ロームのICに性能を求めては駄目」っては往時の業界常識。
割合にノイズなICが率として高いので、ノイジー時にはIC交換してた。
ラジオ基板側からみて、 性能を捨てて低価格品を市場にだす時に採用するICメーカーではある。
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ミネラルウオーター500CCの工場出荷して量販店への納入価格は26円あるいは27円(2022年10月)。
27円のものを陳列して激安店で75円、コンビニ系統では130円程度。 差分の50円から100円は販売側の儲け。
電化も納入価格x3で売るのが業界標準。 つまり市場3万円なら、工場では梱包込みで9000円以下でまとめる必要があるが、 今回のラックス製品は 1lot数が少なくて製造元が嫌がったぽい。使用材料・部品から工場出荷額が判るが 1LOT=50,000pcsとして まあ4,000円は掛からない。
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LUXMAN LXV-OT7が人気なので、 中身を確認したくて写真をみてまわったらロームのICだ。
まあ、この時点で腕のあるエンジニアなら跨いで通る。
CLASS-ABで動作なのでaudio愛好家が好む音とは異なる音、 つまりラジカセ時代のPA IC仕様。
上記のようにaudioマニア向けではないIC.
out put noiseはオイラの真空管ラジオよりやや大きいね。 ノイズレベル大小ではオイラの球ラジオが優れているようだね、こりゃ参った。
このノイズとこの音が良いと褒めるにはかなり苦労するね。
クロストークは平均点だ。
宣伝は、
LXV-OT7はメリハリのある元気のよい音だったのに対し、この「mkII」は落ち着いた、高級感あふれる音が楽しめるとラックスマンの設計者は語っています。前回よりもしっとりと落ち着いた音で、S/N良く、静寂感があり、緻密な感じの音に調整されているので、クラシックリスナーにもお勧め!
「CLASS-ABでクラシックリスナーが納得する」とは、随分と小馬鹿にしているね。
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https://ameblo.jp/renshaoyaji/entry-12609542322.htmlから 引用
それはともかく元々の「LXV-OT7」を入手した友人は、余りの音の悪さに辟易し、かと言って捨てるのも惜しく
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まとめ
・音がまずいICをわざわざ選定しているので、音がよい理由はゼロ。
・「LUXMANがこの程度のICでゼニ儲けに走った」としか見えない
・設計屋は 生の音楽を聴かないタイプだろう。 或いは孫請けでまとめさせた???
・開発費は150~200万程度。
・ICでパワーを出すならばパナソニック等のICがSPECが良い。古典ICだがAN7171(秋月 在庫)なんかはお薦め。
パナのSEPPタイプICも10種類はあるので、それもOKだろう。ロームよりゃ音は良い。
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