KIT-12 4石ラジオ キット (レフレックス) : 再掲
2011年8月14日の記事再掲。
4石ラジオ KIT-12です。レフレックスラジオです。
ラジオ少年から購入しました。
「トランジスタのレフレックスラジオ キット」として販売されているのは、
このKIT-12と、CK-411、そしてKIT-14 くらいでしょうか、、。
ケースは、「KIT-9」と共通です。
初段がレフレックス
2段目が低周波
3段目がB級プッシュプル。
検波にスイッチングダイオードを使っています。またDiにバイアス掛かってます。Diに程よいdcを流すと応答速度が改善されます。この手法は、FM放送局で非常によく普及しているあのメーカー品の標準器にみられます。結果、リミッター回路の質を上げています。 オイラのようなメカ設計屋には難しい回路です。
初段のゲインを上げていくと、発振します。
(レフレックスですものね)。
半固定⇒100Ω固定にしてあります。
中波の放送ANTから35Kmほど離れています。
一応聞えますが、RFのゲインが足らないので、
改造を考えています。
選択肢としては、
①超再生にする⇒別途 VRの取り付け必要
②「レフレックス」を辞めて、高一にする。
③AM用IC化する。
などが考えられます。
③案に決めて、LMF501(ゲイン70dB)に換装しました。
LMF501は推奨電圧1.4Vなので、 今回はLEDで定電圧させています。
③案にて実施したら改善されて住居内でも聞えるようになりました。
ヘテロダイン式の6TR-STD、CK-606、KIT-9と比較しては可哀想です。
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追記、3端子ICをやめてもとのようにトランジスタで組み直しました。こちらの方が感度出ます。LMF501よりだいぶノイズが低いので お薦めです。回路は写真参照。
1000Khzで感度が取れるように、ANTコイルをあわせたら
帯域は480~1450Khzでした。(コイルはほぼ中央)
上側で感度が下がっていくのが、はっきりとわかります。
RF部の負荷が非同調なので、バンド上側で感度が落ちるのはしごく当然のことです。
(NHKのラジオ技術書に、理由が書いてあります)
オリジナルよりは、聞きやすいです。
↑「この回路」なら、電波の弱い田舎でも普通に聞えます。
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↑真空管2球のワイヤレスマイク(記事)
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