自作ラジオでの聞き比べ :dsb
SPは同じ型番なのでラジオ基板ごとの音になる。
TXはMC1496.
YouTube: TA7642,LA1600,TDA4001を聞き比べ
DBMはMC1496なので、キャリアリークを最小にしてみた。パワコンノイズが強いので正味最小かどうかは判らない。最小と思える処に合わせた。 DSBってやつになる。波形からすれば過去は真空管ラジオでは倍音で聞こえたが、低周波発振器からの信号だと単音と倍音で二つ聞こえたので最小点ではないようだ。。
・信号強さの割に搬送波が弱いので包絡線検波だと不利になる。6Z-DH3Aの真空管ラジオで受信させるとVRで3目盛りほど余分に開く必要があった。
上記3デバイスでは、TDA4001だけは感度飽和しなかった。LA1600とTA7642は送信線を遠さけた。
dsbを受けたので、聞こえ方の違いが明確にある。音色的にはTDA4001だ。
・ssbの電波では搬送波がゼロか? と云うとそうでもない。60dBは減衰しているので1000W出力ならば1Wは搬送波の確認できる。音声含みRF信号の1/1000程度には搬送波が存在するので、この搬送波を増幅して同期検波させるのも復調方法のひとつになる。後述の理論式を確認ください。
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プロダクト検波と同期検波とのおおきな違いは
1. シンクロしているかどうか?
2, 同期検波では搬送波を矩形にまで増幅して使っている。
・dsbとssbの復調には同期検波が使える。 ここに理論式がある。式によれば矩形波での乗積でなく正弦波である。データ計測等では正弦波を使い矩形波起因の歪を嫌うことも判った。
・ssb復調時にはbfoの相によって感度が違うことを数式では示している。受信信号とbfoの相が同じであれば感度最大になり、相からみればシンクロしている。
・今日は、それを実際にdsbで確認してみた。同期検波デバイスtda4001が一番復調が良かったので式は本当だろう。
クワドラチャ検波と同期検波の違いは僅かなので、FM用ICでSSBをそこそこ復調することも出来る。これはICOMのSITEに実用回路が公開され続けている。
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復調(検波)の理論は機械屋のおっさんには難しい。複素正弦波ってのは機械科では扱ってこない。
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