IFT周りの配線 NG例・
IFT周辺で455KC信号がシャーシーに吸われている配線例。NG例。
結果、耳の悪いラジオが出来上がる。 つまり感度悪いラジオを造る方法のひとつですね。
問 :ヒーター線をシャーシーに這わせる理由は何でしょうか?
問 :455KC信号線をシャーシに這わせるとどうなりますか? 上の回答がヒントになります。
・定量計測はやや難しいが、写真のように配線すると4~6dBほどは感度が落ちる。「金属でできた板がノイズを吸い取るのと同じ」原理で、 その金属板はシールド板と呼ばれてますね。 真空管ラジオは5面金属なので、高周波エネルギーを吸い取るシールドに囲まれた状態ですね。
・455KC信号線をシールド板に密接させりゃ、貴重な信号(エネルギー)は吸われます。これを知らない大人はオツムが悪すぎます。
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鉄則:配線の浮動容量起因でゲインが減るのを極力さける。 ⇒ ここに公開済み。
信号配線をシャーシーに密着させないことは、NHKのラジオ教科書にも明示あるのでビギナー向け基本のひとつ。
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データ測定が困難なので実施していないが、 電線をシャーシと密にすると、電線のインピーダンスが大きくなることを経験している。AUDIO系ではシャーシーとの空間を確保した配線が主流だが、インピーダンス上それは正しい手法だ。
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