自作ラジオのSN. 市販のDSPラジオSN。
「SNが悪いDSPラジオをよく聞こえるラジオ」と誉める大人が多い。データシートでDSPラジオはSNが悪いことが公開されている。データシートを読む力のある方は、本稿を読み飛ばしてください。
データシートを理解できない方むけに、DSPラジオと LA1260アナログラジオでのSNについて確認しよう。
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SP端でのVTVM値を列記。
廉価なdspラジオで、放送局が入感しない時に、10mVレンジで4.8mV位。
0.3Vレンジで 放送局を受信してみた。100mV位。
・(S+N)/N=28dBくらい。 忖度して30dBってところか。室内loopアンテナの同調cを回してもアナログラジオのようなきびきびした入感レスポンスがないね。
・チャンピオンデータ(icデータ)では SN=40dBなので、現実はこの程度。この数字じゃ、dsp音質の評価はかなり低くなる。「これじゃ駄目だね」が感想。
・DSP ラジオ ICはクオーツ時計のcrystalを使っているのでそのn次高調波も含めて作動している。クオーツ時計のcrystalは精工舎(現epson)の開発品なことはご存じですね。時計用水晶で儲けた時期も過去あった。・3/11の震災後に統廃合が行われて水晶振動子・レンズを製造していた松島事業所はHOYAに売却された。ヒトも新棟ごと売却された。2つの旧棟のうち、ひとつは2017年に借りてが見つかった。 新棟を建てた時の松島事業所に装置打ち合わせで出入りしていたオイラは、栄枯盛衰のさまを見ている。
・恐らく黎明期のトランジスタラジオよりSNは悪いだろう。
・LA1050がデータ上でSN=30dBなので SNについてはLA1050 と廉価DSP ICと互角で悪いなあ。
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最新の開発基板: LA1260ラジオ。
放送局入感しないところでみた。 :30mVレンジで5mVくらい。
放送局受信時に1Vレンジで400mVくらい。
大まかに(S+N)/N=50dB程度。
廉価dsp ラジオより随分とsnが良い。
LA1260とLA1600のSNはどちらが良いか?
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