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2019年1月20日 (日)

ハズキルーペ 考: 天眼鏡

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樹脂レンズでは収差が大問題になる。 

今でこそ、デジタルカメラの廉価レンズに樹脂が採用されているが、 樹脂レンズの性能が飛躍的にUPしたわけでなく、「歪が問題になる部分を透過してきた光学情報」を捨てているだけの話だ。

その辺りのテクニカルのことを系統的に実体験しない人が多数なので、 変な宣伝で踊ることも多い。

さて、カールツワイスのガラス製天眼鏡が、ハズキルーペと同金額で今も買える。カメラレンズで云うところのFが明るいのが特徴だ。国内市場で入手できるルーペでは最も明るく見える。加えて収差が一番小さい。しっかりした造りで簡単には壊れないのもドイツ人の発想で好感が持てる。

以上、カールツワイス天眼鏡を使っているエンジニアのお話でした。

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6mm角程度の樹脂プリズムが製品化されて7年ほど経過しているが、この開発歴史はオイラが聞き及んでいるだけで10年を超えている。光学系樹脂はものすごく難しい。デジタルカメラのオートフォーカスは、2値化処理によって行われているがこの特許もかなり前に切れたはずだ。

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