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2018年7月16日

2018年7月16日 (月)

50MHz帯のAM受信機基板。まずまずの感度です。

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TDA1072シングルスーパー基板(RK-20)。SFU=465.

SSGの信号を弱くしていくとこの値で聞こえなくなった。

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S/(S+N)=10dBになった折のSSGの値。

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基板剥き出しでの値。 ケースに入れるとノイズが多少下がるだろう。

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CYTECさんのはノイズレベルが低いのでもう7~10dBほど感度よく聴こえる。CYTECさんの回路から学こと多し。

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HF/50MHz の受信基板 感度表:AM検波、プロダクト検波

Photo_2


YouTube: 再生式はいぶりっどラジオ 1-V-2 デジタル表示


YouTube: 同期検波(自作ラジオ)でnhkを聴く

小型トランシーバー基板(受信部)に通電してみた。

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この続きです。

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通電したが 超再生のOSCが来ない。

往時と回路形は同じ。レイアウトは異なる。

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FCZコイルだとこの回路ではNGの可能性もある。 「空芯コイル vs コア入りコイル]では空芯タイプがoscさせ易い。 近年流行りのシュミレーションシフトではこのosc易性の差が明確に判るかどうか?

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上記結果を受けて、部品配置を換えつつある。 

063AF部はLM386にしてみた。Rf=33オームだと発振したので等価回路を見たら4段構成であった。結果、正帰還発振なことが判った。暫定としてRf=100にして作動中、約45dBのゲインが取れるが、SPで鳴らすにはもう10dBは欲しい。ポケトラ(FCZ #067)がイヤホン仕様なので それよりは音が出る。

SSB用のセラミックフィルター群。AM用セラミックフィルター群。ダイレクトコンバージョン向き「AFのBPF」

AM レシーバーICとして「中波~68MHzと広範囲で作動するIC」にTDA1072とTDA1572がある。

下写真はTA1072を50MHzで作動させたもの(SFU455 時)。アイッテクSR-7は7MHz用ではあるが、それと同じ感度で50MHz帯で受信できている。

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このICは,セラミックフィルターの周波数によってIC側の吸い込みが違う。 感度は概ね470kHz > 455kHz になる。その感度差は10dBほどもある。470が入手できるならば、それを使うと良い結果がついてくる。

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公称損失は6dBであるので、 このSFU455⇒SFU465(470)に換えて感度改善される場合には、IC側の吸い込み特性が465(470)において良好なことに起因する。 たまたまTDA1072(TDA1572)は470が良い。

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SSB用のセラミックフィルター群として村田製作所から数種類販売されていた。

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CFJ455K5の特性は見事だ。公称損失6dBなので使い易い。 今入手するならば相場は幾らだろう。受信機のレベル配分を検討する力量を身につけた折りに採用してみたい部品のひとつだ。

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東光のアクティブバンドパスフィルターの採用例。 300ヘルツ~3000ヘルツのBPFなのでSSBに使えそうである。ダイレクトコンバージョン受信機にはもっとも良いだろう。 MAX295だとLPFだけで低域カットが出来ない。 このTHB111A あるいはTHB112Aならば低域もほどよくカットしてくれる。ダイレクトコンバージョン受信機には おそらくmustだ。

特許が切れているので他社が製造してもよさそうだがニーズがないらしい。

Thb111a

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 THB111Aを2017年春に入手してある。

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