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2017年9月 3日 (日)

ポケロク考察。TA7358Pを歪みなく1Voutで使う。DSB-SC

久し振りになるが、

「TA7358Pのクランピングダイオード呪縛の脱出」について忘れぬようにnoteしておく。

記事全般はこれ。 実験履歴が確認できる。

①工夫せずに使った場合。

1、 mic信号を4番ピン入れると、6番ピンでは-4~5dBされて出てくる。 画像あり。

2,  ピン番号1,2,3の遣い方にもよるが15dB~40dBのゲインが取れる。「FM-RF IN」ユニット。

3,  TA7358Pを工夫なしに使うと6番ピン出力で0.25v以前に歪みだす。 6番ピンには1mA程度流れているので,歪まない範囲で使うなら支障はない。

上記から、 送信側の立場で考えると「4番ピン、信号0.3V前後」から6番OUTでは歪む出すことがわかる。 

「FM-RF IN」ユニット(ピン番号1,2,3)は 歪まぬレベルで使えばよい。MIC出力にも依存するが40dBも取ると歪むだろう。

②工夫して使った場合。

1,   6番ピンOUTは1Vでも歪まない。

2, 「入力強さ≒出力強さ」となり低下がないように見える。

3,キャリアも調整でBESTに追い込める。

③工夫内容を反映した図面を挙げておく。

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1Voutでも歪みなく作動するがそこまで拘らずとも他デバイスにするのも手立ての一つ。「乗算回路に何を使うのか?」だけだろう。DSB-SC用の乗算回路で簡便なものは何だろう???。

JF1RNR氏のような動作範囲であれば歪まない上限ギリギリで使えているのだと想う。(4番ピン出力の挙動をみながらMIC信号増幅を軽くする等)

◇元の回路図のままで送信時に歪むことなく作動させるには、実験から見て6番ピンoutが0.25v程度。1mA流れるのでinput0.25mW相当。 これをアンプで100倍してinput25mW。こういう使い方なら回路図通りだ。適正変調になるように搬送波の注入量を可変することがmustになるだろう。

◇工夫した回路なら6番ピンoutを1Vでも良いので、0.25Vout時の4倍は出せる。

特許公開2004から下写真は借りてきた。従来技術として公知されている。

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TA7358を工夫無しで使うと5dBほどロスる。これは4番ピン⇒6番ピンでロスる。DBMの理論上のロスは3dBと明記ある。受動素子を使うとそういう値になる。

今回、受信時の5dBロスは効いてくる。その分、RF段でのゲインが余計にほしい。

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無工夫時のTA7358による変調波形を紹介しておこう。 ⇒2019年にUPした

充分なクリッピングされていることが判る。小入力時からこのような波形なのでcomp動作とは異なる。

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入力側のレンジが狭い。 音質も劣る。 ⇔ その意味では等価回路通りの音質だ。

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変調デバイスとしてデフォルトスタンダードなMC1496の波形も念の為紹介する。

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