GT管でラジオマイクをつくろう。BC帯の3球式トランスミッター。 その1
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10月の下旬以降~ ラジオマイクを連続して製作中。
「真空管式ラジオマイクを初めてだけど、つくりたいなあ」と想ったら、NPOラジオ少年のキットを薦める。ミニチュア管のキット品なので入門むけ。横150mmと小型の2球式。
AMワイヤレスマイクとして、TRと真空管を混ぜてようやく第20作目になる。
トランスで変調を掛けてもよいが、小型のTRトランスは周波数特性がFLATでないので、やはり音質面で二の足を踏む。 7極管を使うと周波数特性に気を病むことなく使えて具合良い。
ブーン音がなるべく発生しないように実装には注意する。LINE INのケーブル長が5mとか長いことは無いとは想うが、使う側の条件で3m長もありえるだろう。
トランスミッターと呼ぶと、やや大袈裟だが微小電波送信機ではある。
★ポイントとして
①mike_amp部は40dB程度。
②RCA IN
③平滑回路は3段。(2段式ではST管で余計な発振に遭遇した)
④電源トランスは ラジオ少年の「BT-OV」で足りるので、並3用トランスでOK。
マイクアンプの初段は0.5mA程度。次段でも2~3mA程度しか食わないので
小さい電源で足りる。
シリコンブリッジの耐圧は600V超えがgood。400vでもok。
330Ωの3段で平滑回路は足りる。昔10段までtryし,リップルがオシロで読めない程度まで低減したこともあるが、 「どこにアースするか?」が決定的に支配が高いことに気ついた。
実用上は3段でok。
母線を張る。ケースはs-9(横150mm)
LEDへの配線は簡便化する。
RCA は絶縁タイプを使う。
VRからの線材はシールド線でもOKだが、網線にOSCが載ることもあるので、
あえて単線でシャーシに這わせて浮動容量を大きくさせ、信号線に載ったRF成分をシャーシに吸わせる方法もある。
過去記事のように、ヒーターラインにOSCが載っていることをお忘れないように。
coffee brakeしてから通電確認。
RCA IN周辺は写真参照。
接地点も写真をみれば判る。
★追記22時
cofee brakeして戻ると間違いに気ついた。⇒訂正した。
通電したが次段の6c5が動作しない。ヒーターは点く。 暖まってきたおりの0.5秒ほどの瞬間だけプレート電流が流れる。その瞬間は波形も出る。
何を間違えているのだろう??
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