真空管ラジオ ミニチュア管の小型スーパー 6LM8,3AV6 その1
スタグフレーションの言葉が、政府筋からようやく出て来た。
もともと、「アベノミクスはスタグフレーションになる」と識者が申していた通りに、
スタグフレーションが進行中の日本です。
連戦連勝だが本土空爆が増えた昭和の頃のような、大本営発表を思い出しますね。
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①ヘテロダイン式ラジオ。
②球数は少なく。
③小型
の3点で考えた。
まず、IFTを使うので、三菱のものを開けてみた。
表記1次側が天側なので、表記とは逆に使う。これにより、帰還発振しにくくなる。
IFTの取り付け向きは、これを参照。
NPOラジオ少年の「1RW-DX」と同じサイズで組み上げてみようと想う。横150mmx奥100mmサイズ。
ダメならサイズを上げて造れば良いだけのこと。
★局発+IF増幅+検波+AF1段の2球スーパーを考えていたが、
弱電界なオイラの環境でラジオ聴くには、もう1球使った方がしっかり聴こえる。
電源トランスが小型なので、プレート電流が少ない電圧増幅管を追加した。
★3球スーパーなので「NPOラジオ少年の3S-STD」に構成は似ている。
本機は、複合管にIF増幅とAF終段の機能を割り当てた。
プレート電流が少ない電圧増幅管では、6AV6が有名。0.3mA程度流せば足りる球。
しかし、YAHOOを見ると人気球で高価になってきている。この球は、前記のように接地すべきヒーターピンが定まっている。トランスレスラジオで12AV6の接地ピン番号が定まっている理由は、データシートを見れば判る。
不人気の3AV6と3BE6を使ってみる。 ブーン音で苦しいならば、6AV6,6BE6に換装する。
IFとAF終段には複合管6LM8を使う。
180V印加で6LM8の3極部も1W近くでるので、音量としてはOKだと想う。
まあ、サイババと違ってオイラは、思念しても実体化できる能力がないので、
実践しながら思考する。
ヒーター合計が定格を5%ほど超えそうだが、真空管のばらつきはデータシート通りなので選別品を使って定格内に収めることも可能。 電源トランスメーカーの設計マージンが5%はあるだろうと、FA設計屋のオイラは思ってこのままトライ。
足らない時には、考え直す。
AF段の信号ラインが行き戻りするが、まあトライ。
★電流目標として、
3BE6の電流8mA
6LM8のPEN 電流6mA
3AV6の電流 0.5mA
6LM8のTRI 電流6mA
ならばBT-0Vで丁度になる。
★3AV6の2極部を使うと信号ラインが30mmほど長くなり、感度低下が充分予想されるので1n60のダイオード検波にする。
★同調性を考えると、バリコンにプーリーが必要になってくる。あるいは微調整用バリコンで逃げるか何か必要。
★7極管の電流を絞りすぎると「挙動が奇怪しくなる」のは過去に体験済みなので、塩梅を見つけられるかナ?
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