メンテナンス TRIO AF-20 その3 チタコン
佐野ることは終わりを知らず。
弁護士事務所?の「アンドのマークをパクった」ようだ。
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トライアンプAF-20を通電してみた。
★6CA4から電圧が上がってきた。100Vを超えた辺りから
ピカッ、ピカッと2~3ケ所でスパークが見えた。 綺麗な青色だ。
チタコンがリークしていた。
容量を測ると10PFを指し示すので、耐性がさがっていたようだ。
チタコンの実際のリーク状態を初めて見た。リーク状態を見れたのは今後、役にたつ。
スパークしているので聴感上は,断続ノイズで聴こえるはず。
写真のように、全体が炭化ぽくみえる。
隣の綺麗なチタコンとは、明らかに違う。
10PFのマイラが無かったので、セラミックで代用した。
IFTのチタコンも時々、色が妖しいのがあるが、それらは換装すべき。
★BC帯での波形。
AF-10も感度がよく無い。これもよく無い。
回路図は無いが、AF-10との差は
①AFCがない
②12AX7ではなく、12AU7。
③6AQ8+6BA6の代わりに6BL8を使っている。
④IF,AFとも増幅度がAF-10より下げてある。 AF-10がゲイン過多で苦労したのだろう。
★FM帯での波形。
トラッキングして感度差は2dbにした。
局発の波形。
一応、使えるようにはなった。
FM帯の感度が、5~10dbほど足らない。 IF球6BL8の予備がないので調達してみる。
強烈な信号が入ると黙り込む。これはシャープカットOFF球をIF球に採用しているから。
黙り込んだら、電源OFFさせて、冷えてから立ち上げると正常に動作する。(3S-STDでシャープカットOFF球をIF段に採用してきたので、挙動は体験済み)。バリミュー複合管の6LM8に換装するのが良さそう)
AMモードは12AU7のグリッド検波。
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