クライスラー(CRYSLER)のST管ラジオ。 レストア? S―106 その1
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クライスラー(CRYSLER)のラジオ。
キャビネットメーカーらしい。中身の仕上がりをみるとキット品なのが判る。
結構な数が、YAHOOにある。
IFTも電源トランスも良い物を使っている。
バリコンサホートブッシュが経年変化しているのが、残念。
往時の石油化学製品なので50年は持たない。
電源トランスに、29-05のMag刻印があるので、昭和29年以降の製作のようだ。
概ね65年前のことになる。
このまま直しても、オイラの環境ではラジオ局はほぼ聴こえない。「標準5球スーパー」+「室内ループ」でRS33程度でNHKが1局だけ聴こえる。民放は100%聴こえない。(屋外にアンテナ線を張れば聴こえる)
標準5球スーパーは近距離用ラジオなので、決して感度が良いわけではない。
高一中ニで遠距離用ラジオ、中ニで中距離ラジオになる。
「6石スーパー」並にラジオを聴くには「バーアンテナ式高一中ニ」が必要。
ST管ラジオの音を楽しむには、
①アンテナコイルをバーアンテナー or スパイダーにする。
②IFは2段にする。(中ニ化して中距離用にする)
などの改良が必須になる。
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