真空管ラジオのメンテナンス マツダ(東芝) うぐいす CS 調整&受信
5M-K9は、シリコンDiをパラ付けした。そして通電した。
IFTをSGであわせたが、DETUNEされているようなあわせ方だった。
IFTには455Khzのプレス文字があるが、445近傍でPEAKになっているし、
SGで455を入れて合わせた時と15dBほど違う。 (意識的に、ズラして耳を悪くさせた調整)
IFTを455にあわせた折りに、2コのIFTとも上側コアは抜く方向。下側コアは入れる方向だった。
上コア、下コアともに移動方向が同じなら別段、不思議に想うこともないのだが、、、。
SW帯の確認。
BC帯の確認。
★実際に局を聴くと このラジオは帰還発振しているのが分る。 (SGでの測定だと帰還発振が判りにくいので、必ず実際の放送で確認する)
「だからdetuneしてあったのか」と妙に納得。
IFTの向きの確認をすると、1st IFTの天側に2次側(G-E表記)がきている。
こりゃ、 帰還発振するわけだ。「IFTアルミケースの中央孔⇒アンテナ」に360度回った信号が入るパターン。アンテナとIFTの電界向きが揃っているので尚さら効いてくる。
IFTを剥がして、向きを振りなおす作業が発生する。
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