DSPラジオキット DS-RAD01の製作
朝は涼しくなって、鼻水を出しながら寝床から起きてくる季節になりましたね。
そういや先日の朝は、霜も車には附いてました。
過日のお話にも、続きがあります。
小型テスターは、DCとかACとかΩでの表記ですね。
日本語で直流、交流、抵抗値の表示されているのもある???
で若いエンジニアが携行しているテスターが、まさにDC,AC表記でした。
よく見ると、黒の細マジックで
DC(交流),AC(直流)
ってマジック書きしてありました。
彼は工業高校の電気科卒業です。
今は、DCは交流なんですな。
DC,ACの区別がつかなくても、「電気エンジニアとして飯が食える国」になったようで
日本の未来は明るいですね。
もし、このマジック書きテスターを持っていたなら、
オイラはあまりにも恥ずかしくて、他人には見せられないです。
Direct Currentの略称が、DC(直流)ですね。
ACは判りますよね。
ええ、職場でのオイラは、とても お馬鹿ですから。
DCを直流と理解しているのが、今の職場に合わないようです。
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「DCは交流と信じている方」には、このキットは不向きですので、
ご忠告申し上げます。
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シリコンハウスから、
小物部品を購入したついでにDSPラジオキットを買ってみた。
型式は、DS-RAD01。当然サポートがない廉価のタイプ。
サポート付きのモデルもある。
ご存知のようにDSPを使ったラジオ或は受信機は、近年流行っていますね。
おじさん的には、アナログで選局して、
目的波近傍から同調しきるあの音の変化がすきなんですが、、
このLSIの「耳はどうなの?」 「クロックに起因する雑音はどうなの?」に感心がありました。
パッケージ↑
中身↑。 部品数が少ないので、、。 30分くらいで仕上がりますね。
イヤホンジャックが曲がってます。すいません。↑
このピンを半田付けすることが、製作上のポイントになります。
ピンの直角度は、のちほど修正することにして、 半田付けに専念します。
道具は、制電スポンジを使います。
黒いカーボンスポンジにパーツが載っていますので、 この制電スポンジを使います。
基板にピンを3~4本挿したのち、スポンジで押さえます。
で、ひっくりかえして半田します。
あとは、ささっと他部品をつけます。
DSPの取り付けは、ピンの直角度を小型ドライバーの先で、合わせました。
ピッチは基板で決まっていますので、ピンの直角度だけ修正すればOKです。
力を掛けることなく入ります。
ピンがズレていると力が必要になりますので、壊さないようにやさしく扱います。
ある程度入ったら、クオーツ↓を孔にフィットさせます。
これでしっかりと最後まで入るようになります。
上の写真のように、バリコンの締結ナットが基板に接触するまで 入ります。
付属の説明書には、「半田付けできるようならOK」の旨がありますので、
苦労するようでしたら、ここまで入れなくてOKですよ。
LEDは手持ちの大きいサイズにしてみました。
通電してみました。
テストループから飛ばしても、電波を全然拾えなかったので
SSG⇒マイラー104⇒ミノムシクリップ⇒アンテナ線の信号ラインです。
このまま見ていると,受信側がずれていくのがわかります。
SSGで改めて追うと400Hzずれていきました。 値段相応のLSIってことでしょうか?
PLLでロックをしていると想うのですが、Freq動きます。
真空管ラジオよりFreqのずれが速いです。
ssgを強めに入れると黙り込みます。
AGCが効くのではなく、ICラジオに時々みられるように飽和して黙りこむ感じです。
60dB入れてようやく聞えて、90db入れると黙りました。
この30dbの間で電波を拾う必要がありそうです。
AFのアンプを1段追加してもう20~30dbゲインがあると楽なんですが、
チューニング時のDSPの周波数応答時間が0.3~0.4秒あるので
「バリコンをそろっと回して2秒~3秒待って、またそろっと回して2~3秒待つ」の繰り返しで
選局していきます。周波数カウンターで実周波数を表示させないと,
実用は苦しいですね。
同調をあわせ込んでも、波形はこれよりは綺麗にならないですね。
SSGの信号を直接70dbも注入して、この程度です。S/Nがちょっと、、、。
同調できているので、SSGからの出力をテストループに切り替えます。
ええ、何も波形でてきません。耳がかなり???です。
LSI内に、Low noize ampが内蔵されているはずですが、、
ちょっとRF部のゲインが???です。
テストループの電波を受けれないラジオは、初めてかな?
1R-STDもテストループの電波受けれたから、、、、
FMは、遠くで受信できてましたので機能はしてます。
あと2秒ごとのフリッカーノイズを、このラジオだけ終始受信してます。
所有する真空管ラジオ、トランジスタラジオも
こんなフリッカーノイズを拾わないので,
原因は???です。
過度の期待はせずに、DSPの感覚を味わってみてください。
後付けで、1石のAFアンプ(13db程度)をSP前に入れることをお薦めします。
(電源が3Vなので1TRに50mAも流して,150mWしか出ません)、
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超再生って知っておられます?
超再生式FMチューナーキットも面白いですよ。⇒記事
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耳の比較のための 単球レフレックスの波形をUPしておきますね。
DSPラジオと同じようにSSGから直接入れてます。
注入レベルはDSPよりも20db弱いです。
DSPより波形は綺麗でしっかりしてます。
以上、DSPラジオキットの製作でした。
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