A47型オリジナルヘッドホンアンプ考える。 オーバーシュートするOPA2604のメリット?
電流は I1+I2の加算式になる。 しかしA2での時間遅れが常時存在するので、正確には I1+I2にはなりえない。 「遅延した信号」をわざわざと加算する根拠は何だろうと考える。伝搬遅延とも云う分野。
OPA2604 data sheetを確認すると 「波形はオーバーシュートになる」と親切に公開してある。遅延時間は目盛りからよみとれる。50mV程度はシュートする。
この遅延が I2としてI1に加算されるので、愛好家からの計測公開を希望したい。
オイラのオツムでは遅延信号を加算するメリットが不明だ。
遅延加算により、歪んでいるのを聴く時間が増える。単純に2倍の時間になると思う。 audioには向かないように捉えている。
OPA2134でもこのオーバーシュート波形。
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遅延時間は 高速op amp製品で50ns前後。
入力信号が大きいと遅延時間は2桁増えることがdata sheetで公開されている。
つまり遅延の小さいデバイスを使い、扱い信号高をどうするかは、オツムに依存する。
人の耳は0.5ms(500us)遅延すると聞き取れる。マイクコンプレッサーデバイスのSSM2166では遅延は1us。信号制御してこの1us.
信号制御しないaudio用op ampの遅延時間としては1usより短いことが要求されると思う。
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他メーカーのOP AMP特性。特性は良好。
時間軸はOPA2604、2134と同じ。縦軸も概ね同じだが、オーバーシュートはない。 audioとして採用ならばこの特性のICだろう。1990年頃の製品。 100円/1個で流通中。
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ダイオードを信号通過する時間は1ns。
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