TDA1572TとTDA1572はCB用RX IC群:7MHz帯AM /SSB 受信機の自作。RK-143
IF =455KCで IF-OUTを持つICで有名なのは、
TA7613 TDA1572 LA1247 くらいだ。
TA7613、 TDA1572でSSB復調する基板はリリース済み。
2021年9月12日 (日)の再掲
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FLAT品のTDA1572Tを採用した基板:2020年
DIP と FLAT(SOT)の2種類があるTDA1572。上の基板は可変式LPFも載せたダブルスーパー(AM/SSB)。製作記事は公開してあった記憶。rjx-601並みの感度は出てしまうので注意。
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FLATはTDA1572T 。 オイラがTDA1572を使いだした2018年7月にはSOTしかALI-EXにはなかった。だからSOT品で基板化した。
「TDA1572を2018年当時は全く扱っていなかった国内商社」からいまはDIP品が調達できる。問合せしたら在庫ゼロでした。その商社は2018年時にはTDA1072すら扱っていなかったので、販売店からのご要望が多数届いたのだろう。 ニーズがそれだけあるのだろう。
オイラが多用した「村田のW55H」も、比較的性能が似たものを秋月で扱いだしたのが2021年春。正規品:村田W55Hは200個ほど流通した。
秋月にはCA3028 DIPを扱うようにリクエストしたが、オイラの望みは叶えてくれないようだ。ご贔屓さんが告げるしかないらしい。
「TDA1572T+TA7320」で50MHz SSB受信する基板(RK-25)は、右のどこかには公開してある。在庫がゼロになったので5枚手配した。
WEB上では、某siteにてTDA1572使用・製作記事(2020年)が散見できるので、そりゃ後追いになっている。自作記事としては 従来のものに「プラスαした創造性・進歩性」が多少はほしいだろう。ノンリニアICのMC1350を振幅信号に使う蛮勇信はオイラにはない。
TDA1072とTDA1572は27MHzのCB無線用に開発されたICである。つまりそこそこのAGC特性と混変調対策を内包したICである。LA1600、LA1135、LA1247などよりは1ランク上のICだ。自作CBであれば、TDA1072の上流に1device入れればagcレンジも総合で100dB超える。そのdeviceはまだ流通してる。
世界には、「実際より盛ったデータを公開する会社」と「実際より控えめなデータを公開する会社」と2通りがあり、日本の会社は前者が多い。三菱ってのはそれが社風だ。
TDA1072を中波ラジオに使うにはかなり勿体ないと思える。
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冒頭のダブルスーパーはビギナーには敷居が高いと思われるので、step by stepでssbを受信できるように考えてみた。
1, 先ずはamで受信できること。
2,ssb受信用端子から信号を「プロダクト検波基板(RK-90)」へ入れると ssbが聞える。
3, 同期検波基板(RK-123)へ455khz信号を入れて、「包絡線検波と同期検波の選択式」にしてもOK.
54x81mmサイズになる。3石2SC1815ラジオ(RK-44)をつくった経験があれば、まとまると思う。
試作手配済み。
SSBを聴きたい場合には、プロダクト検波UTをピンに接続すること。
入力信号を弱めて行くと、頭上LED照明起因ノイズが目立つのでLED照明は消した。
TDA1572(TDA1072)は IF=465kHzのIC。欧州では IF=460,463,465,470と多数流通していた頃のICになる。2015年には475kHzあったが購入しなかった。今日みるともう無い。
W65Hは欧州市場でも発見できないので、W55Hを使う。IF段のピークが465と455の二つにならないようにIFTをそろそろ合わせる。IC内部の設計IF周波数が465ゆえに、SFU455とSFU465での感度差が10dB発生するデバイスだ。SFU455時が感度落ちる。
(S+N)/N=10dBとなるSSG値は10dBuVになった。アンテナ端では1.5uVだろう。IF=465のフィルタを調達できるようであれば、0dbuV入力近傍(アンテナ端で0.5uV)で(S+N)/N=10dBとなる。
1980年代前半からIF=450kHzが定着し村田はもっぱら450kHz製品を生産している。IF=455kHzは製造終了になった記憶。
カーナビがPLLに移行し始めた時にはすでにIF=450だった。パナソニックのカーナビは450で合わせて出荷したぜ。
通算400作目。基板ナンバーRK-143.
W65Hを見つけたら買い。
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日本においては、ワンポントアースにすると怒り出して「ループアースにしろ」と云いだすエンジニアも居て、流石にまいった。 技術レス・知識レスでもエンジニアと呼ばれる良い国です。隣国よりラジオ工作技術では下位に位置しているだろなあ。弱電回路は舶来技術ゆえに「コールド側」って表現もする。技術発祥国で、そのように呼ぶので、呼んでいる。
基板のアース端子は、ノイズ値が低くなりそうな位置にもってきている。trio ミリオーム計でアース点最適位置を実測し決定できるかどうかの興味はある。かなり廉価になったね。ネライ通りに役立つようであれば自作基板屋にほしい道具のひとつだ。
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TDA1083+CA3028で AM/SSBを受信するラジオ基板は、ここ。2019年8月のことだ。
オイラはお馬鹿なのでストレートラジオにsメータつけてみた。 2012年からお馬鹿具合はここで公開中。
YouTube: TA7642ラジオ基板にSメータ。RK-94v2
町田のサトー電気に基板が並んでいる。
お馬鹿なのでトライしてみた。
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これは2021年での作例。
YouTube: LA1260 super heterodyne : my pcb is fitting to kit case.
sメータ:
もっともJISでは、「受信機が同調指示器を備えていれば,その受信機は,同調指示器の使用についての製造業者の指定に従って同調させる。これは,受信機の使用時の同調方法に相当する」とJIS C6102に定められおる。ここに公開済み。
メーターの振れ具合について言及するのは、絶対基準が日本工業規格にはないので、徒労になる。言い換えると、「jisを知らずに騒いでいる」ことになる
これを見たようで、オイラが記事up後にsメータの記事を消したsiteも出てきた。どうしてだろうね。
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