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2022年12月 1日 (木)

真空管ラジオ用455KHz IFT

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自作の455kHz 発振器: ラジオ調整用。

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IFTについてすこし考えてみる。

切っ掛けは、先日完成させた「4球スーパー2号機

★先ず、手持ちのIFTの中をみて、「1次側コイル(P-B表記)が天側or地側」の確認をする

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この↑cosmos IFTは ,1次側コイル(P-B表記)は天側。

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この↑FUJIのIFTは、1次側コイル(P-B表記)は天側。

タマディンも1次側は天側。

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この↑ナショナルのIFTは、1次側コイル(P-B表記)は地側。

三菱も1次側コイル(P-B表記)は地側。

009 ↑上のシャープのは、1次側(P-B表記)が地側。

1次側コイル(P-B表記)の向きは、上記のように天と地と2通りあることがわかった。

統一ルールは無かったようだ。

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★ 4球スーパーでIFTからのリークで発振した時は、

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上のように結線して、トラブルにあった。

★IFTをふりかえてトラブルから回避した。↓

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★では、下のような場合、IFTのリークによる影響はないのか?

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いままでは、真空管ラジオでIF段のゲインを上げると回り込むのは、配線からのIF漏れだと想ってきた。

しかし、「IFTからのリークの方が大きいのでは???」と??状態。

少なくとも、上に調整用穴が開いているタイプはモレ(リーク)に注意したほうが良いことを今回経験した。利得限界まで追い込むには、孔は塞ぐしかないね。

真空管ヘテロダインでは、1st IFTと2nd IFTは 相を揃えない使い方のほうが良さそうな気配。上記のように「4球スーパー2号機は、相を揃えない」で鳴らしている。以降122号機まで相を揃えない方式で自作。

まあ、松下、東芝などメーカー製真空管ラジオは1st IFTで帰還発振させるようになっているので、あまりゲイン(感度)が上げられないことも判明した。「アンテナ線を伸ばしすぎと発振する」ラジオもYAHOOでは整備済みで見つけることができる。

ただ、山中電機だけは正しく「相を揃えない」配線だった。おそらく、一番ラジオのことを理解していたメーカーだね。

IFT取付は山中方式を推奨。

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