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2021年1月 6日 (水)

スタンバイビー自作 :Standby-beep

 2020年12月11日の再掲。

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所謂、[standby-beep ]を造ってみた。「一番星」系のお方は、「スタンバイ ピー (pee)」と申されるが、正確には Standby-beep(ビープ)です。

「送信時の頭と終わり」に出るのがアポロ系。時間とともにトーンも変化するのがアポロでは使われていた。それが 民間ではスタンバイ ビー(standby-beep)として広まった。つまり日本発祥の技術ではない。

beep回路内蔵のmic compも「一番星」系のお方には人気でした。「ELcom echo chamber」も流行ってました。

「スタンバイ ピー (pee)」と叫ぶと知的水準がわかってしまう。peeの意味

スタンバイ ピー (pee)は「トイレの順番待ち」とでも訳せるのかな?

Rk1121

英語圏では、roger-beep と呼称する。

送信の最後、pttをoffした時から トーンが任意秒間、送信されればよい。日米欧の回路を見て回ったが、

1, 「ptt off 時はトーン回路連続作動、 送信時には停止のもの」

2, 「ptt off 時にトーン回路が任意時間だけ動くもの」。

があり、主流は「ptt off 時はトーン回路連続作動、 送信時には停止のもの」だった。 回路の簡易具合をかんがえたらこうなるね。今回は、「上述1のタイプ」で基板化した。 

btw :  以前one shot beepの公開品は上記2を先々製作する計画なので基礎実験になる。「PIC等ソフト制御を使うならばアポロ並みにトーンの緩やかな変化は盛り込む必要がある」。アナログで「トーンの緩やかな変化も出来る」が、条件出しに苦労するぽい。

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まずは、タイマーの確認をした。tx中は青LEDが光る。「push switchを離してから青LED点灯している数秒の間」、beep音(ビープ音) がtxに載って相手に届く。


YouTube: roger beep:testing

1秒超えで遅れてoffすることを確認した。you tubeの秒数表示では6秒くらいになった。off delay時間がここまで長いと不評になりそうなので、半固定抵抗はdelay時間短め合わせでお願いします。




tone具合を確認した。

1, 「ptt off 時はトーン回路連続作動、 送信時には停止のもの」

での動作確認になる。


YouTube: roger-beep :testing 2

「ptt off 時はトーン回路連続作動、 送信時には停止のもの」。⇒ ptt onだと波形が来ないね。ok.

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R9=10Kオーム時に、tone下限は620Hzくらい。上限は31kHzにもなった。

R9=22Kオームくらいがベターか?

Rk1121

Rk1122

Rk1123

Rk1124

tone出力は1V超えなので 出力VRで充分に絞ってください。

通算373作目。 基板ナンバー RK-112

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概要

1.対象トランスミッターは送信時、PTT-SW等でPTTラインをグランド(ボディ)に落とすタイプです。それ以外ではリレーを後段にいれてください。

2.ハンディ機で良くある、マイクラインとPTTが一緒になった機種では工夫が必要です。

3.ピー音は1回。トーン周波数はVRとCで可変できます。回路定数では1K~30KHz.

Cを増減すれば上下に伸びます。音が大きいので基板の半固定VRで絞ってください。

4.delay時間は半固定VRで可変できます。最大7秒を確認していますが、恐らく0.3mS~0.6mSが使い易いと思います。

5,電源電圧+Bは8V~13Vです。「ノイズに為らないことを確認済みの3端子レギュレータ使用」を推奨します。24V印加ですと電圧差が大きすぎて、3端子レギュレータ制御が追い付かないので、発振します。 3端子レギュレーターの制御が追従する電圧差は概ね8~10Vです。


6.取付はTXとマイクの間に付ける形になります、スタンドマイクなどはちょうど良いと思います。

Ans01

・「半田付けのラジオ基板 = プラモデル 」と身勝手にとらえている大人が多いが、プラモデルは文字を理解できない知性も対象にして組み立て図で表記されている。

・ 半田付けのラジオ基板は、 回路図を読める知力者向けに用意している。 穴あけ基板でつくると見栄えが悪いから出来上がり基板を探している自作中級者」になる。使用部品の誤差累計で動作点が同じにはならない。公差でなく誤差ゆえに、CR製造会社毎に真値との差が異なる。これは「どのメーカーの何型番をマスター測定器にしているのか?」に起因する。東芝ですら全ラインに精度最高のメーカー品は導入されていないのを四日市工場で確認した。

・記載数値が理解できる程度では回路を読めるとはまず云わない。装置組み立てで「組み立て図を読む」とは、調整ポイントがどこか?まで図面上から理解できることを「組図面を読む」と云う。 この辺りは「太刀筋を読む」の「読む」と同じ意味合いで「組み立て図を読む」「回路を読む」と使う。 古来からの日本語を理解していない大人が増えて亡国危機にも晒されている。

・「呼び半田」を知らない机上エンジニアが技術低下の後押ししている。

・「動作しないとの理由で返品される7割は、半田つけ不良だ」とラジオキットのフォーランド社長が申していたぜ。

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YouTube: My tube radio ,using radio counter as JH4ABZ type.

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