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2020年9月29日 (火)

ラジオ球はSN良い電圧で使うこと。 SNよいラジオ自作の肝。埋もれるノウハウ

・「ラジオ球はSN良い電圧で使うこと」。オツムを使わずに製作しているだけだと、この事実に気つかないね。自発的思考ができる人であれば気ついているので、ポロポロとweb上でそのノウハウは確認できる。もはや自発的思考する自作派なら常識と云える知識だ。しかし「己で創意工夫できないオツムが主流」なので「埋もれるノウハウのひとつ」である。 過去、公開済みだが、読む読まないはヒトの意志による。 半田付け作業員には無理な技術分野。

・アースポイントについては ぺるけ氏のサイトで長らく公開されているので、「知らない」のは恥ずかしい。 しかし、その恥ずかしいまま自慢げに写真公開するのは、尋常な精神ではできない。テスターごときでは計測不能の微小抵抗値が効いてくる世界だ。この局所集中接地点は、「己で創意工夫できないオツムが主流」なので「埋もれるノウハウのひとつ」である。

・電子は負側から正側に移動する。つまり半田工作もの、真空管ラジオや真空管アンプでは作動エネルギーは負側から供給される。 平滑回路最下流点から供給される。「エネルギー供給点はひとつが良いのか多数が良いのか」の議論は中々聞こえてこないが、一つが正しいだろう。

・「供給されたエネルギーの速度はどのように計測するのか?」は物理学者の取り扱う範囲であるが、「流下断面が変化すると速度も変化」するのがニュートン力学では成立している。さて「狭窄部ではエネルギーの移動は停滞するか? しないか?」。この辺りまで考慮して配線を決めていくのがよいようにオイラは思う。

・IF球は  AVCが掛からない折には過ゲインで軽微な発振中である。これはポータブル・ラジオのページにても公開され続けている。オイラも過ゲインなことは波形で確認済み。「メーカー製ラジオの主流であるゼロバイアスによる歪んだ音」を有り難く聞いている耳レベルだと判らないだろう。

・日本製ラジオICでも上記思想は引き継がれておる。また歪面では、トランジスタ検波がダイオード検波より優れていることが日立から数値で公開されている。

・LA1600は他励の局発停止中でもとある短波を受信し音声出力するICである。所謂通り抜け受信が短波でできた。これは初めてLA1600を触った時に確認できた。それ以降、自励で使うようにした。LA1600のセパレートOSCはお薦めしない。

・実装ものでは、「ノイズキャッチ面積」の小さい事がSN面では非常に有利である。わざわざとノイズを拾う面積を広げないことが重要になる。例えば、真空管ラジオではボリュームのカバートを中継点として使うのは、ノイズが2dBほど増えるので止めるべきだ。 PCBものも「ノイズキャッチ面積」を小さくするのが賢い。

上記のことは都度都度、公開済みな内容なので製作記等で確認していただけば良い。

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