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2020年7月 9日 (木)

3端子ラジオIC:TA7642でSメーターも振れるストレートラジオをつくろう。SPもガンガン鳴る。RK-94V2

スピーカー ラジオ 自作 :ケースに合わせて基板作成した2例。
YouTube: スピーカー ラジオ 自作 :ケースに合わせて基板作成した2例。

ケースに入れると自作基板でも見栄えがしてきます。

回路図群はここ

055

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AMラジオIC 7642を使った作例をひとつ公開します。最初はsメーター無の回路:RK-94a.

 

94a

 
 
 
 

次にsメータありの回路はRK-94V2。sメータ対応ta7642ラジオ基板サトー電気町田店で扱っています。回路等情報はサトー電気siteにて、


YouTube: This straight radio is having s-meter ; ta7642 radio 。RK-94v2

昭和37年刊行 :1962年。JA1AR 木賀OM執筆。sメーターは

1, 検波出力を測定する回路

2,AGC動作による回路

3, 低周波出力による回路

196201

RK-94v2は上記解説の1.2.3とは異なりTA7642出力電位の上下動をダイレクトに受けています。3は信号の増減をC経由で捉えていますが、RK-94v2はdc変化を素直にデバイスで受けています。

 
 
 
 
 
 

・ビギナー向けに部品数が少ないプリント基板ではこのTA7642基板(RK-94a またはRK-94v2)をお薦めする。

・この回路では、発振などはしない。「WEBや雑誌公開されている回路では雑な設計すぎる」ので、初心者がつくると発振気味になる。UTC7642も流通しているが本家TA7642の在庫は中国に50万個はある。

2010年のali express成立以降 本家ta7642が入手しやすい。今時utc7642を使うのは背乗りの日本人くらいだろう。

・某SITEには「TA7642は集積回路のICで、 高周波増幅、検波をしています。」と謎文が公開されている。 検索しないようにお願いします。       この文節からすれば、「集積でないIC、例えば疎積ICがあるらしい」ことが推測できる。       これね、 「いしえの昔の武士の侍が、馬から落ちて落馬して、、、、」と同じで、日本人でない者が使う書き方ですね。   こうやって日本語力低下を後押しする勢力が主流になっていく。(日本の技術力低下で得をする勢力が日本国内にいるのは事実)。 謎文の執筆者はラジオの製作(70年代)の裏表紙をみたことないことまで判明する。

・ 日立SITE  、IC(集積回路)について

**Integrated Circuitを日本語化したら集積回路と呼ばれただけ。和名は、集積回路。英名はIntegrated Circuit

**集積回路(Integrated Circuit)は、ひとつのシリコン半導体基板の上に、トランジスタ、抵抗(電気抵抗)、コンデンサなどの機能を持つ素子を多数作り、まとめた電子部品です。

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7642ラジオの聞こえ方は動画でどうぞ。 3Vでこれだけ聞こえるので初めてつくるラジオとして充分な性能だろう。

発振していますか? 

いいえ、発振していないですね。

ta7642 :自作ラジオ
YouTube: ta7642 :自作ラジオ

TA7642自作ラジオ
YouTube: TA7642自作ラジオ

このラジオ基板は、サトー電気の店頭にある。⇒ ここ

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続いて、TA7642で Sメーター回路を載せたラジオ基板(RK-94v2) を興した。フルスケール:100uA~500uAメーターが設計ネライです。maxで800uAなので1mAは苦しいです。

動画のは500uAメーターです。500uAでも確実に針が動きます。

ta7642 radio with s-meter.
YouTube: ta7642 radio with s-meter.

ありそうでなかったSメーター付TA7642ラジオ基板です。1mAのメーターはフルスイング無理でしたので、100~500uAでお願いします。 500uAのが入手楽です。

testing indicator movement: ta7642
YouTube: testing indicator movement: ta7642


このラジオ基板の詳細はここ

 RK-94v2キットはyahooにて出品中。基板単体は、サトー電気にて2021年7月から通販・店頭で扱い中.

Ans01

5球ラジオでsメーター振れる基板:

「真空管ラジオAVC電圧でSメータ振らせてみた」:基板確定版
YouTube: 「真空管ラジオAVC電圧でSメータ振らせてみた」:基板確定版

ST管ラジオでSメーターが振れるのも面白みがあります。Sメータ基板キットはyahooにあります。

シグナルインジェクター + メーターアンプ
YouTube: シグナルインジェクター + メーターアンプ

signal injector for diy tube radio
YouTube: signal injector for diy tube radio

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ここからは「TA7642 RADIO のhow to make編」

①造り方。

LA1050の流通が2012年頃に途絶えたので、現行入手できるものはTA7642になるだろう。

基板サイズはこの程度。電圧は3VでOK。6Vまでは必要ない。

Photo

1,TA7642の推奨電圧が1.3Vなので 「1.5V ⇒1.3V 」にするために1KΩが公開されている。

2,この1kΩは抵抗負荷としても機能しているので値を大きくすると、音が大きくなる。反面ta7642に供給される電圧は下がるのでベターな値を探す必要がある。

3,「SNが最も良い」電圧が1.3Vになるかどうかの情報は公開されていない。

2と3から診て半固定VRが良いだろうとのことで、5K半固定にした。

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Rk9401

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・バリコン可変量120pfはほしいので、max160PFのもの。

・バーアンテナは600uHのもの(バリコン容量が決まれば算出できる)。2次側は自分で巻いてもよい。2次側巻数で感度が異なってくるのをこの機会に体験するのも必要だろう。

・調整は、 中波帯全域が聞こえるようにバリコンとバーアンテナ容量を追い込むことだけ。測定器レスでもしっかりと聞こえてはくる。  70PFバリコンだと幅1000kHz程度しか聞こえない。

Rk9402

・推奨回路には検波しきれないRF成分の流入防止が抜けているので、そのままでは発振気味になる。この基板にはオーソドックスにLPFを載せた。⇒RFCが見えると思う。

・推奨回路では抵抗負荷なので高周波成分混じり信号の負荷回路としては、疑問符がつく。等価回路T10が検波を担っているので、検波負荷に抵抗では能率で苦しいのでそこは改良した。

Rk9403

・インダクターと半固定VRが見えると想う。 これがノウハウになる。⇒半固定VRで負荷具合が変わり受信音も大小できる。(変化具合はそこそこ)

・予想よりもAF信号が強く出てきたので「AF-VRの前に3.3kオームを入れた」ほうがよい。lm386への入力は絞って使うように。

サトー電気扱い基板は、抵抗を追加したRK-94aになる。2020年7月10日からサトー電気にて販売中。

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通算356作目。基板ナンバー RK-94a。初回ロットのみRK-94。 オーソドックスな回路になっている。

Rk9404

Rk9405

94a

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TA7641ラジオ用のsメーター基板はRK-109です。

s meter unit for TA7642 straight radio like RK -94
YouTube: s meter unit for TA7642 straight radio like RK -94

It is as RK-109.

IF=455に合わせる道具、例えば455kHzマーカー基板は サトー電気にて販売中。

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「ラジオは真空管だ!!!」派には、ラジオカウンター搭載をお薦めする。

My tube radio  ,using radio counter as JH4ABZ  type.
YouTube: My tube radio ,using radio counter as JH4ABZ type.

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簡単に作れる高感度スーパーラジオはこれ。基板はサトー電気にて販売中。IF=455に合わせる道具は必要になる。

LA1260 自作ラジオ :2IC ラジオ。
YouTube: LA1260 自作ラジオ :2IC ラジオ。

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同期検波はこれ。

synchronous detection:     homebrew, trial
YouTube: synchronous detection: homebrew, trial

測定器レスでもこれなら製作できる。

「レフレックス+再生」式 単球ラジオ。
YouTube: 「レフレックス+再生」式 単球ラジオ。

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