真空管とFETでつくる「無線用マイクアンプ」。自作初級向け。
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SSB 或いはAMの送信音声に拘りのある方も多いだろう。 TA2011等のマイクコンプレッサーはせかせかしていて好きでないので、真空管をつかった音で楽しみたいものだ。
今日は、phone用mic-ampを製作した。「FETは音が良いと評判の2SK30」。 それにaudio愛好家で人気のある6AK5(6J1)を3結にした。 言わば音のよさで定評のあるデバイスを使った。
電源は10~12Vの0.3Aで足りる。
1、基板サイズはこの位。タバコケースより小さい。
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2,
真空管ヒーターへは3端子レギュレータで5Vまたは6Vで供給する。 ヒーター5Vならば放熱板はほぼ不要。 6Vならば放熱板(ヒートシンク)サイズ 11x11程度は必要。
ヒーター電圧5vでも6vでもゲイン差は1dBくらい。 オイラとしては5Vでいいように想う。
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3、
8kHzの信号を入れてみた。
4,
650Hzの信号を入れた。
5,
200Hzの信号を入れた。
回路図中の値で200Hz~8kHzまでフラットだ。SSBでは200Hzはカットしてしまうので、270Hz~2.9kHzが平坦であれば充分だ。
ゲインは丁度22dBになった。マイクアンプとして手頃な増幅度だ。
真空管メーカー毎に音色が違うので球を差し換えて楽しむこともできる。
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マイクアンプ(2SK30+6AK5).
基板ナンバー RK-79。
通算338作目。
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・中華製6AK5(6J1)は12V印加時にゲインが取れないものが時折ありますので、数本用意し電圧特性のよいものをお使いください。
・12Vでもゲインの出る6J1を確認してキットにしました。
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