DBM IC で50MHz AMを生成する。 S042Pのオーバートーン作動OK.
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DBMのS042Pが再び登場です。昨年、短波のTXに一度登場しましたね。
・オーバートーン水晶を直接発振させることができる優れたICです。 今日は48MHzのクリスタルを使いました。 見えているfczコイルは dbm出力用です。
・ファンデ あるいは オーバートーン発振にコイルを使わないので、投影面積上有利です。 7rd,9rdのオーバートーン時には発振強度が出なくなるのを避けるためにLC共振を併用します。 ファンデ、3rd,5rdではLC不要です。
①
s042が基板に載っています。 裏についている水晶振動子は48MHzです。
オーバートーンなのでファンデ時の1/3~1/4のosc強度です。
af信号は40mV程度が上限ですので発振強度は足りています。
②
低周波信号を加えます。
見えているVRはキャリアバランス用です。次基板用にデータ取しています。水晶がチラっと見えてます。
③
am波形。
NE612よりはよいようにも見える。
④
dsb波形。
上と時間軸は同じです。 この波形をダイオード検波で聞くと倍音が聞こえます。
「何故か?」はmc1496のデータシートにも明記され続けています。40年以上公開され続けているので、自作派ならご存知の事象ですね。
出力電圧は下がっています。amの70%くらいです。
osc強度もaf信号もam時と同じですが出力は減少します。これがdsb生成です。どのdbmでもこうなりますね。
⑤
まとめ。
・今迄は NE612しか 50MHz AMが生成できないと想っていたがS042Pでも支障なくできた。しかもNE612では オーバートーン時にはコイルが必須だが、このS042Pはそれは不要。データシトでは200mhzまでmixer作動する。
・crystalとシリーズにCを入れると発振しない。crystal周波数の可変方法がまだ見つかっていない。webで見つかる回路のようにcrystalとcを入れるとオーバートーン作動は苦しい。
・CRYSTAL作動用の基板を作図中。⇒クリスタル用基板はRK-35B
・メーカーでS042Pコンパチブルと言い切るICにtda6131がある。それは25GHz ftと公開されている。s042pの 基本設計が優秀だから後続タイプがリリースされたように見える。
・このtda6131を使えば430mhzでのdsb trx(am trx)が小部品でできる。
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