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2019年3月27日 (水)

シュミレーションソフト

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問:「シュミレーションソフトはどの程度信用できるのか?」

・高層マンションや架橋で必須な構造計算系では、振動解析ソフト会社毎に答えが違う。 どの会社の答えを使うのかは、使用してよいソフトが国行政から示されているので、廉価な施工になるソフト会社のものを使う。先日も群馬県在住のTOPエンジニア(構造設計1級建築士)とその辺りを確認した処だ。構造設計1級建築士の資格はハードルが高い、500人超の大手コンサルタントでも20人程度の比率。日本全体で 1級建築士が36万6755人。 構造設計1級建築士は9661人.

・プラスチック製品等の三次元モデル化ソフトでは、これまたソフト会社毎で製品の出来上がりが違うので、発注元と受注先では同じモデルソフトで打ち合わせする。

・流体では公式を使うと、筒あるいは溝との境界面では流速がゼロになる。しかし現実には、雨水は流れる。理論と現実が整合しない。

・座屈も理論と現実が整合しない分野のひとつだ。

問: 目に見える分野だけでも随分と整合しないのですが、目に見えない分野はどうなっていますか?

・電気分野では、「超再生式検波の感度と音質のトレードオフ作動」と「そのAGC作動を解析」できるものがリリースされているか??、、、だろうと思う。

・物理系で決定的に無いものは、「真空勾配」を計算するソフトは存在しない。真空ポンプメーカーに勾配について技術確認すると、全てのメーカーが理論で答えてくれなかった。仕方ないので、昭和40年代の「大学教授が書いた内容」を参考にして、手計算で真空勾配をオイラなりに算出した。それに基ついて製造ラインを納品した。

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オイラは田舎の「FA装置の機械設計屋」のおっさんです。

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