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2018年3月29日 (木)

東芝IC, TA2011Sをマイクコンプレッサーに使おう。通電し動画で作動確認。

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 ◇前記のようにメーターも振れたので、 アタックタイム(入力小⇒大)の確認をしたいが、信号源と測定器のトリガーの掛け合いがオイラには難しいので、COMPが掛かかり出す少し上の信号強さの方形波を入れてみることにした。

 上のラインがta2011sの出力。下のラインが基板への入力(オシロは1目盛り5mV)

 データシートでは「立ち上がりの遅れ0.05秒(50ms)」とあるので、何かそれらしいものがあるか? or ないか?

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増幅段数に応じて相が廻るので180度あるいは360度の時間差は発生し、さらに50msほど遅れた何かを見つけたいな。 入力レベルは十二分にcompが掛かるレベル量の6倍強さ。立ち上がりはやや遅れるが立下りの遅れは弱い。横軸1目盛り1msなので、上写真の立ち上がりの遅れは1目盛り(1ms)もない。 

あまりも出来すぎだが簡便な計測方法としてはこれしか思いつかない。

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下写真では、Cによる放電時間の影響は10μ秒あるかないか程度。充電時で50μ秒(0.05m秒?)

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この方法では 確認したいものが判らない。 すでにデータシートとは異なる時定数にしてしまったからだろうか??

◇ もういちどcompスタート点を確認する。

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入力1.5mV近傍から出力(黒指針)が停止する。

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3mVも入ればしっかりCOMP状態だ。

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上のように1.5mV近傍の信号INでCOMPするのがわかったので、音を入れて耳で聞いてみる。

VTVMの針の動きをみるとCOMPしているのが判る。 赤指針(入力)が大きくて右に振れても黒指針(出力)がほぼ中央までしかいかない。この値の差がCOMP量になる。


YouTube: MIC-COMP ,useing TA2011s


YouTube: COMP-METER,USEING TA2011

◇ 「さほど違和感なくCOMPが掛かっている]のが判れば幸いだ。

通算244作目。

データシートと同様に、compスタート点を固定抵抗にしたのが本基板。 外部VRで可変したい場合には回路図中のR11をVR20KBに換えればOK.

上記のように TA2011S基板はCOMPが掛かりメーターも振れる。時定数をデータシートとは異なるようにしたが、データシート通りに製作したい方も居られるだろう。、、、とそれ用の取り付け穴は残しておく。

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データシートには「立ち上がりの遅れが50msある」旨が明示されているが、往時のセンサーの応答時間だと「信号in⇒out」で3ms程度は必要だったので、 入力信号の検出遅れについての疑念は非常に残る。ハイスピードカメラでの撮像も 誉められたようなものでは無かった。

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