ラジオ系情報

多種類リンク

Powered by Six Apart

« 普通にワイヤレスマイクを製作する。 | メイン | AM/FM 真空管チューナーセミキットのAF-K1。局発信号の漏れ防止とは? »

2017年5月 2日 (火)

「セミキット」と明言されているAF-K1。 AM/FM 真空管チューナーキットのメンテナンス中。

*************************************

「セミキット」と明言されているAF-K1. webをみても事例がない。真空管チューナーキットそのものがレア状態。BC/SWのラジオ修理だけでは技術向上がさほど望めない。もっぱらFM付きのラジオを探しているオイラだ。

やや謎がある個体だ。

1,「電源SWつきVR」では電源ON/OFFさせていない。

2,AM時の検波はダイオードが使われていた。⇔回路は6AV6の2極部で検波。

3,6AV6のカソードが接地されていた。⇔回路はカソードバイアス。

4,6AV6廻りの信号系配線が奇怪しい。

P1010011

 

ばさっと剥がした。この接地だと、「パワートランス⇔接地」の引き回しはお薦めできにくい。結構なブーン音がしていただろうと想う。

ヒータピンの接地が逆だね。

ヒーターの逆配線はメーカー製ラジオでは頻繁に見かける。おそらく良く判らずに製造していたのだろう。この個体製作者だけの要因では無い。

003

ブロックコンが後40年使えると思えないので、平滑回路は新規部品にて3段にする。最上流のコンデンサーは4.7uFと小さい。最下流も4.7uFと小さい。同容量にしないのも少しばかり重要。

先日のオシロ波形のようにこんな総抵抗値で平滑回路は充分。 通電時に+Bの様子をみて抵抗値は増減させる。

「両波検波ゆえに、パワートランスの中点を平滑回路のどこに結線するか?」でリップルが違うが、 どこへ結線すりゃ良かったのか想い出すことが必要。

004

今宵はここまで。

***************************

出品中の商品はこちら

トラックバック

このページのトラックバックURL:
http://app.dcnblog.jp/t/trackback/549708/34058476

「セミキット」と明言されているAF-K1。 AM/FM 真空管チューナーキットのメンテナンス中。を参照しているブログ:

コメント

コメントを投稿

コメントは記事の投稿者が承認するまで表示されません。

ウェブページ

カテゴリ