電解コンデンサーの小型化。105度仕様の背景。
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電解コンデンサーの製造装置メーカーは、現存するのは2社だろう。脚付き部品がチップコン化されて市場が小さくなっているのがその要因。
ニチコン社内での設計エンジニア陣がドロップアウトして起業したのが、日本における電解コンデンサーの製造装置メーカーの始まりだとオイラは聴いている。リレー制御の全盛期頃だ。
その技術をフルコピーして大きくなったのが信州南部の会社だとも聞いている。
そう云われると部品図・機構図は至ってよく似ていたことを思い出した。設計者が異なるとここまでは似てこないのは仕事柄よく知っている。フルコピーのことはかなり当っているだろうと、、。
さほど話題にはならないが ここが日本のトップメーカー。ここで設計製作されたの装置がコンデンサーメーカーで使われている。peak時はwold wideの70%を占有していた。所謂only one。
「△△メーカーのコンデンサーより◇◇メーカーのコンデンサーの性能が、、、、。」となったら装置メーカーの技術差が背景にあることまで知っていて口にできる人間はおそらくゼロだろう。denso向けのecu基板恒温槽ラインで-40度~+120度までの仕様で装置納品して、1年経過したら電解コンデンサーの耐熱は85度から105度にあがった。toyota主導で工業規格が上がったのをオイラは実体験した。1998年のことだ。ある意味での1号機をオイラは設計した。納入先は日本電気。オイラのFA世代ではニチデンと呼ぶ。
ledのVF・IR電気特性チェッカーも社内開発したんだね。オイラが居た頃よりチカラをつけたね。
1973年に三菱から、MELSEC-310が出た。これが日本のスタート点。
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