ホモダイン検波は、「到達周波数と一致せしめて得られる」。とあるが、、、、。
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O-V-2.
再生検波、ホモダイン検波、オートダイン検波と用語がある。 回路上どのように異なるのか? 基本に戻って確認してみよう。
◇◇波長の短い、例えば「光の世界」では、
「光搬送波の周波数と同じ周波数と非線形干渉させて
差周波数を得るのをホモダイン。」
「光搬送波の周波数と違う周波数と非線形干渉させて
差周波数を(信号成分とは異なる)中間周波数
として得るのをヘテロダインと呼びます。」と知恵袋にあった。
おおそうなのか!!???
分厚い本中には、ホモダイン検波では回路が同一でも「前記の再生検波と根本的に違う」とある。ホモダインは「再生検波回路を発振状態とし、その周波数を到達周波数と一致せしめて得られる」。と明記されている、
そのように明確に文章・出版されていると、「再生検波回路を発振状態にし、到達周波数とはズレているとホモダイン検波ではない」になる。到達周波数と一致しているかどうかは、回路図での判定は無理だね。
差の信号成分を得るのがホモダインであるからして、目的周波数に一致しているかどうかは運用の範囲だと想うのだが、、。 オイラの頭脳ではわからんぞ。
ホモダイン検波は再生検波回路での運用で、ゼロインした運用状態だろうと。
オートダイン検波は目的周波数とやや離れた周波数で受信させると得られるもの(信号音?)なので此れも運用の範囲だろうと、、。回路(機構)としては再生検波回路の発振状態であるからして、これも回路図からの判定は無理。 オートダイン検波は再生検波回路での運用で、やや離調した運用状態だろうと。
と理解したところで、それらを「配線上 区別することは出来ない」と其の文中にあることを明記しておく。
再生検波回路において、発振しない状態は通常のグリッド検波(プレート検波)になってしまう。上の表ではそこの線引きがどうもあいまいだ。あるいは間違っているだろうと、、。
基本点1.
到達周波数と同じ周波数(同波長)信号を注入して差分抽出(音声信号等)するのがホモダインだ。
基本点2
到達周波数と異なる周波数(同波長)信号を注入して差分抽出(中間周波数)を抽出するのがヘテロダインだ。 基本点1と違うのは「注入周波数が異なる点」。其れが重要だ。
基本点3
再生検波では、周波数カウンターで検出できる程度の軽微な発振状態になると受信が良好になるのでホモダイン状態だ。同じ周波数信号を注入して、差分検出できているからホモダインそのものだね。ただし元々はグリッド検波回路なので、純粋なホモダインとは違うだろうと。
YouTube: 再生式はいぶりっどラジオ 1-V-2 デジタル表示
この動画のように再生検波時は周波数カウンターが作動する程度の発振状態ではある。
動画は発振状態で、「到達周波数と一致せしめて得られる音」も聴こえています。
基本点4
「グリッド検波(プレート検波)+ホモダイン検波」は何と呼称すれば良いのだろうか?
もっとつきつめるならば、「ホモダイン状態ではグリッド検波は機能しているのか?いないのか?」。これは電機プロエンジアの回答範囲だろう。左様なテーマをトラ技(CQ誌)で扱ってもらいたいね。
え~と、オイラは田舎のFA業界の機械設計屋です。はい、お馬鹿です。
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