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2017年3月20日

2017年3月20日 (月)

7Q7のラジオ回路図

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7Q7のラジオ回路図

055

・平滑回路はこの抵抗値の3段で充分。⇒SP端でのVTVM値は1mVより小さい。(VRは閉)

・AF初段はカソードバイス。⇒音色が良い。

・IFTをマーキング通りに配線してはNGなので、中身を目視して確認。 資料


YouTube: ハム音の比較にどうぞ

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トランジスタラジオ と 真空管ラジオ の感度差考

トランジスタ6石ラジオは、「ヘテロダイン検波+中間周波数2段増幅+AF部」の構成ゆえに 標準5球スーパーより格段に感度が良い。

1、IF段での比較

◇Audio Freqで増幅度を実測すると、6EW6のようにhi-μ真空管でも1球で30dBが限度。6AV6でも増幅度30dBだ。

新品の6BA6をAudio Freqで計測しても23~25dB程度の増幅度だ。 中古なら20dB弱。

◇トランジスタ1石では40dB取れる(30V駆動)。3V駆動の2SC1815でも25dB程度は取れる。6石ラジオのIF段の増幅度は2段なので25+25=50dB。 

◇IF段比較だけでも、このように30dBほど6石スーパーが良好である。

2,アンテナの比較

 「ソレノイド VS バーアンテナ」

 偏波面の違いがあるがテストループでSG信号を飛ばすと20dBほどの差がある。 もちろんバーアンテナ式が感度良い。

3、まとめ

 IF段の違いに加えてアンテナの違いも足されて、物凄い感度差がある。(ヘテロダイン検波のゲイン差もTRが有利だが触れない)

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トランジスタラジオ と 真空管ラジオ の感度差を少なくするには?

まず、バーアンテナ化する。

その後の方策。

1,IF2段化する。⇒18dB程度向上

2, 高一中ニ化する。⇒30~35dB程度向上するだろう。 だいたい6石ラジオに追いつく

それでも混合部でのゲイン差が埋まらない。

★ゲイン計算していくと、トランジスタ6石ラジオは、真空管の高一中ニスーパーと同等になる。

従って、トランジスタ6石ラジオ並の感度を真空管式に求めるならば、増幅は3段構成が必須になる。

超再生式の実験基板。 using eagle cad for super-regenerative receiver. 2。

1285212793947

 

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T1とT2が結線されている。

回路上では全くT1とT2無縁でですがね。

048

これがeagle cadのバグってやつだね。

部品が5点ほど結線と回路図とで違うよ!!!!。

◇pcb上で修正すると「回路図と違う」と起こってくる。

回路図は間違っていないので、結線を削除して再度引きなおす。

しかしNG!!!!.

なにやら幾度か繰り返してみて、回路図作図順序のルール性があることが判った。 WEB上にはこの情報は無いようだ。

049 無事、切り離しした。

◇配置した。

05065x40ミリの基板サイズ。

051

052

63x35まで小さくなった。

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実寸のイメージ。

054

外周を少し大きくしてpcb手配へ。

超再生で遊んでみようと想う。

追記

手配したので入荷されればここにup.

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