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2016年11月17日 (木)

ナショナル Hi-Fi真空管ラジオ RE-860 整備済み。 

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★先般、記事にした「ナショナル Hi-Fi真空管ラジオ RE-860 整備済み」が高騰している。

サランネットが純正とは全く異なる。それでも説明文中には、サランネットが「純正金ラメ」から「安価な黒色サラン」化している説明は皆無。サイドパネルが上品なクリーム色から白色化している説明も皆無。

こう言うタイプを「自称ラジオ修理派」と呼ぶことは異論はあるまい。

手に入れたお方は純正と異なる点に気ついておられるかどうか?

明らかに、詐欺だろうな。

★整備済み真空管ラジオを多数出品されているお方から、LED表示器ラジオで「乾電池で電源供給しているが、ヒーター電源を整流しLED表示機へ供給出来ないでしょうか? (乾電池を使用する理由)」との質問を受けた。

 オイラから見るとその程度の知識ない水準なのに、「整備済み真空管ラジオを出品」できるらしい。修理労働の対価として金銭を受領するプロが、こんなこと判らないのでは拙いね。

 これも「自称ラジオ修理派」だ。簡便に経験できることをあえてせずに、他人に問う勇気をお持ちのようで、日本の技術水準が下がるのは至極当然だ。

 他人に問う前に、己で確認せよ。 それだけのことだ。 僅かな手間を惜しむから「自称ラジオ修理派」が増える. 「修理者もどき」と呼ぶのが正しい。修理者もどきに引っ掛らぬようにご注意ください。


YouTube: 12Z-E8 マジックアイ RE-860

オイラのRE-860 2号機をあげておこう。この金ラメのサランネットが純正。ミニチュア管トランスレスラジオでブーン音はこの程度。お手持ちのpcからどう聴こえます?

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今や、ラジオ工作派なら多くのお方が知っているが、

ラジオの周波数表示にLEDカウンターモジュールは使えるのか?

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使えるかどうかは記事参照

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ラジオの検波部(第二検波部)の能率は95%を超えにくいことは先達によって確認されている。

概ね85~95%の能率であるからして、全体の5~15%のエネルギーは後段に流れいったり熱等他のエネルギー状態になっている。往時は、後段に流れていくのを混入と呼んでいたらしい

RとCに拠る濾波回路の定数設定の式もある。そのCR値が適正かどうかは実験で確認できる。

IFTに検波管を吊るした場合Qが大幅に下がることは、過去記事にした。

コイルのQについては これも為になる資料だ。

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