ラジオのバリコン。浮遊C。
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親子バリコンのCを測ってみよう。
手元のCメータで測ってみよう。
先ずは、キャリブレーションをする必要がある。 測定用基準Cは高いのでオイラには買えない。
上の写真のように頑張っても数字は、2だ。
◇親側を測ると305PF。 この数字を信じると公称290PFなので 15PFは浮遊Cになる。
◇バリコンを回すと数字は、3。 浮動Cが15PFならば 3ー15=ー12とバリコンはマイナス値になってしまう。この時点で 簡便なCメータは妖しさ満杯だ。
◇続いて、局発側のCを測ると105の数字。この数字を信じると公称120PFなので 15PFはどこかに消えてしまったわけだ。
◇回すと数字は1。
◇念のためにキャリブレーションぽくすると、ー2だ。と初期数字に戻ってきた。
ほどよい性能のCメーターがほしいと想うが、この分野の測定器はmade in usaだろうね。
オイラが携わっていた時代では「取り説1冊100万円」で購入していたが、今は知らん。
ほどよい性能のオシロは6000万円くらいだと生産技術(東芝)にいる友人が申していたが、オイラの田舎じゃ田圃が6000坪~1万坪買える。
★バリコンのfmaxとfminについての記事をご紹介しておく。
ルートで効いてくる。 さて理論上必要な可変比を確認する。
★受信530~1620での可変比は1620/530=3.05
局発は455を加えて975~2075.可変比は2.13
★短波Hバンドでは
受信3400~7700. 可変比は2.23
局発は3855~8155。可変比は2.12. たまたまBC帯と同じくらいになる。
★バリコン可変比は受信側で9.2、局発側で4.5は理論上必要。実装で浮遊cが効いてくるので現実は受信側レシオで15~20、局発側レシオは8~10程度ほしい。
実装時の浮遊cが少ないとレシオは小さくてすむ。浮遊cを小さくするには、バリコンからの線材を細くするのが手早い。実際は、程よい浮遊Cのお陰で、短波Hバンドは親バリコンに直列Cを入れずに済む。
★ではトラッキング調整はどうするのか?
1, 実装の本(テキスト)を購入して学。
2、NETで検索する。
どちらでも支障はない。真近で見るのと正しく伝わるが、、、、。
浮動cの数字が書いてあるが、配線ルートと配線線材径で変わるので、一つの目安。
計算上はこのようになると説明あり。
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