SANWA のキャビネットラジオ。調整中 その2 VRのガリガリ君
子供の未来応援基金と呼称されるものがある。
何故募金なのか? 何故、宣伝費が2億円なのか?
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続きです。
①先ずVRのガリガリ君を治すことから始めた。
オイラ、とても若い頃に松下通信の下請けで、VRを製造している会社に居た。
cdが出る少し前の頃。任天堂のボーナスが18ケ月分とか、風の噂に聴こえてきた。
さて接点を1mmほどスライドさせた。
②感度調整・周波数調整。
★ハイ・インピーのアンテナコイルをつけてみた。
osc側のコンデンサーはマイカの手持ちが無かったので、暫定つけ。
受信側での共振回路にセラミックコンはほとんど使わない。訳は、ノイジーになったことが多いからだ。
SPラインからIFの漏れが戻ってきて、今回は苦戦中。 6Z-DH3AはIFが漏れる球だが、今回は苦しい。
下限受信周波数(530)より低い方に「アンテナ側の固有周波数があるのがハイインピーダンス」タイプ。IF=455なので、IFTの抜け(漏れ)を感度よく拾ってくれる。結果、発振する。
実放送は聴こえず。
525~1900kHz。
★ロー・インピーのコイルに換えた。
発振は修まった。がVRをあげて7部以上では発振する。
実放送は何も聴こえず。
改めて、「こんなにも漏れるのか」と驚いた。
音声信号ラインにコンデンサーの1000pFがhi-cut用に入っていた家電メーカラジオがあったが、確かに入れたくなった。
★バーアンテナに換えた。オイラの手巻き。
実放送が普通に聞こえてくる。
ボボボの発振もなく受信できる。コイルをIFTの隣に移動させても発振しない。 が、長くて木箱から飛び出す。
10~12cm長程度のバーを探してみる。
今回は、コイルを移動させるとosc周波数も感度も変る。以前OSC周波数が吊られて動いたのは初のGT管ラジオの折りだった。
あれは、7極管への電流が少なかったからだが、今回の原因はまだ判らず。
「oscコイルが バーアンテナコイルの影響を受けている?」のもありそうだ。
やや長期戦の気配。
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