ナショナルラジオのメンテナンス。その2 型式はBL-720
通電した。
IFTも調整した。
しかし、455Khzの波形がまずまずの強さで出てくる割には、ラジオの感度が悪い。
最初に、6BE6の動作点を疑う。
6BE6のg1抵抗に掛かる電圧をテスターで確認した。
g1抵抗は20kΩなので、0.2mA程度のIg1になる。
適正なIg1の数値は、日本放送協会発行のラジオ技術教科書にあるので
そちらを参照のこと。
とりあえず、8~10V程度のEg1になるように6BE6のPIN6に電圧を掛けた。
SG電圧が95Vの割には発振が弱いので色々と見ていくと、 OSCコイルのタップ位置が悪いことに気ついた。 OSCコイルを交換するかどうか??
現状は530Khzで Eg1⇒-8v
1600KhzでEg1⇒-10v。
取りあえず民放がRS33~34位で聴こえるようにはなった。(室内補助アンテナ)
★オイラの自作ラジオではー11v~ー13vを狙っている。
上記理由にて、5球スーパーにしては聴こえないので
6BE6⇒6BY6
6BD6⇒6BA6に換装した。
これ民放がRS45くらいで聴こえてきた。
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