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2024年5月30日 (木)

無帰還純A級オールディスクリート : これ直結型NFBです。 それでも無帰還???(再掲)

マルツのサイトで、無帰還、、、、と紹介してあった

この手の回路、無信号時でも精密級テスターで測ると0.00Vには為らないのを経験してきたが、これは0.00Vつまり 0.004Vよりゼロボルトに近いらしい。スゴイ。 

「アンプメーカーで中華テスターを使っている法人」があるが 中華製テスターは非JISなので、 「JIS認定品を購入するゼニもないのか????」と疑念が生じる。

差動部も等負荷でないので、Q1,Q2に流れる電流は違うはずだが、ちょっと不思議ぽい。

Nfb_2

seppで無帰還ってのは コールド側からの信号が回って簡単に成立しないので、眉唾???と思って古書で確認した。

昭和47年(1972年)刊行。

P1010010

P1010009

RNFと表現されている。直結にするか C経由なのかの違いではある。 CLASS Bと紹介されている。 

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、、とラジオ技術全集 木塚茂著の「トランジスタアンプの設計・製作 172ページ」でしめすように、NFB抵抗が配置されている。 赤線で囲った。

Nfb

 上図のように直結帰還型アンプである。電圧勾配を利用してR2経由でも入力端にNFBが掛かっており古典回路とイコール。 定本通りのNFB アンプなので、これは「自称 無帰還アンプ」になる。
 

Nfb_3

 
 
CLASS Bが50年経つとCLASS Aに昇格できるらしい。 ずいぶんと非科学な日本。

以上

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追記

昭和38年(1963年)でも公開されている直結差動形増幅器。

P1010018

P1010015

入力端でない側は 帰還信号を受けるのがデフォルト。 等負荷にして対電流がイコールになるように考えてある。この等負荷回路では TR1,TR2はhfeを揃える(TR5の影響で厳密には電流値は異なる)。TR3,TR4は電流イコールにならないので それなりのhfeで使う。  

ゆとり世代は学習しなくても大人になれるので、 オツムの弱いのが目立つね。

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