500mWまでのQRP パワー計(案)をつくった。
QRPパワー計として 「WELZ RP-120」が有名である。メーカー品なので精度は安心できる。
自作のQRPパワー計では FCZ研のが有名であるが、指針式メーターの精度はJISに謳われているように、「中間位置での指針精度の規定はない」。 つまり「初めと終わりが精度でれば 中間は精度でているんじゃないですかねえ?」になっている。 「中間部も精度よくつくれるか?」 は、メーカーの技術差が露呈する分野だ。 そこまで知っていると 「どのメーカー品(指針形)を選ぶのか?」を考えて FCZ研タイプで自作することになる。
指針タイプはバネ形状とその材質(熱処理含む)に依存し精度が定まってくる。この辺りは材料力学の守備範囲でもある。
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自作してみた
・近代風にicを使ってみた。
・「高周波交流においてもオームの法則が成立する」との前提で考えた。 実際には成立しないことがwekiからも推測できる。
・高周波交流をdiode通過させ整流するが、「損失電圧が一定」との前提に従っている。
「RFpowet ⇒ 整流 ⇒ 電圧 ⇒ 計測 」でLED点灯する。
整流後のTP端子があるのでこれを「精度のある指針式電圧計で読む」と正味のワット数(diode電圧降下分を考慮)が読める。
調整基準電圧としては1.5V X3 の4.5Vが使える。 調整は半固定でおこなう。半固定の合わせで0.2W入力を0.35Wと表示させることもできるので、調整は慎重に行う。 表示のリニア性はICに依存する。
部品配置を変更したら、1000KWパワコン砲起因ノイズ環境でも、影響がわからなくなった。対電波ノイズとしてC1を載せてみたが、実際には使わずに済んだ
調整後に、基準電圧4.5Vで8個点灯することを確認。 表からおよそ0.4W相当になる。TP端子を電圧計測するとさらに細かい値が算出できる。
R5を実装しなければピーク表示モードになる。
SSG端19dBmだと基板には40mW程度になる。 この強さだと1つも点かない。
通算425作目 RK-171.
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オイラのようなパワコン電波ノイズが強い環境は、もっと増えていく。 東京都ではハウスメーカーの新築工事に太陽光パネル設置を義務づけした。
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