自作7石式AMワイヤレスマイク基板。その2。飛びすぎです。これは領布できません。
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今朝の続きで通電してみた。トランスレス変調。
◇とりあえず出口での波形確認。
◇コアを回して調整した。peak to peakで100v程掛かっている。段間トランスの2次側は予定巻き数でよいようだ。
◇入力過多(過変調)だと受信音がかえって小さくなることをラジオで受信しつつ、「おお飛ぶぜ」と再調整していたら、パキっと音がした。 外装を外してみると、 折れていた。 と、基板が暖かいことに気ついた。体温よりは温度ある。
たまたま25mAほど流したが、放熱は必要なこともわかった。6石式トランスミッターより3.5mもより遠くに電波が飛ぶが、こりゃ非合法の領域。 おじゃまな部品が載っているが、回路の間違いはゼロ。
25mAx7.5v≒180mWのINPUT。これは入り過ぎだ。
飛びはアンテナに依存するが、inputがそこそこあるのでこれを領布すると非合法推奨者と疑われるので、本基板の領布は無い。飛び過ぎで、kit化もない。悪しからず。
終段を「増幅度2程度のCR定数」にて実装してもらえばセーフにはなるが、遵守しないだろから領布はない。
終段トランスにおいては0.1径UEW電流許容値の上限ギリギリ、IFTケース利用だとこれがほぼ限界INPUT。燃えるほど許容を超えていない。巻体積は有限なので0.14径だと巻数不足になるが、Lを減らしてCを増やすのも手立ての一つ。
◇ 「段間トランスの1次巻数vs2次巻数」の目安も得た。 RFアンプの定数もなんとなく理解した。実験するには具合よい基板になった。
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通算231作目。
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上記7石式ワイヤレスマイクは飛びすぎだが、 調整レスの「NE612式 AMトランスミッター」 キットをYAHOOに出品中だ。回路定数でほど良く飛ぶ。 6石トランジスタラジオキットの次ステップに良い。
基板ナンバーRK-26. 本キット品はYAHOOにて。
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