7Q7のラジオ回路図
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7Q7のラジオ回路図
・平滑回路はこの抵抗値の3段で充分。⇒SP端でのVTVM値は1mVより小さい。(VRは閉)
・AF初段はカソードバイス。⇒音色が良い。
・IFTをマーキング通りに配線してはNGなので、中身を目視して確認。 資料
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トランジスタラジオ と 真空管ラジオ の感度差考
トランジスタ6石ラジオは、「ヘテロダイン検波+中間周波数2段増幅+AF部」の構成ゆえに 標準5球スーパーより格段に感度が良い。
1、IF段での比較
◇Audio Freqで増幅度を実測すると、6EW6のようにhi-μ真空管でも1球で30dBが限度。6AV6でも増幅度30dBだ。
新品の6BA6をAudio Freqで計測しても23~25dB程度の増幅度だ。 中古なら20dB弱。
◇トランジスタ1石では40dB取れる(30V駆動)。3V駆動の2SC1815でも25dB程度は取れる。6石ラジオのIF段の増幅度は2段なので25+25=50dB。
◇IF段比較だけでも、このように30dBほど6石スーパーが良好である。
2,アンテナの比較
「ソレノイド VS バーアンテナ」
偏波面の違いがあるがテストループでSG信号を飛ばすと20dBほどの差がある。 もちろんバーアンテナ式が感度良い。
3、まとめ
IF段の違いに加えてアンテナの違いも足されて、物凄い感度差がある。(ヘテロダイン検波のゲイン差もTRが有利だが触れない)
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トランジスタラジオ と 真空管ラジオ の感度差を少なくするには?
まず、バーアンテナ化する。
その後の方策。
1,IF2段化する。⇒18dB程度向上
2, 高一中ニ化する。⇒30~35dB程度向上するだろう。 だいたい6石ラジオに追いつく
それでも混合部でのゲイン差が埋まらない。
★ゲイン計算していくと、トランジスタ6石ラジオは、真空管の高一中ニスーパーと同等になる。
従って、トランジスタ6石ラジオ並の感度を真空管式に求めるならば、増幅は3段構成が必須になる。
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