レンジで3ミクロン。 それに IAIのロボット。 PISCO 「功には録を、能には職を」
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ヘアドライヤーをメインに製造・販売するテスコム電機が信州にある。
オイラ、この会社80年代後半から知っている。正しく言うとこの会社が設計委託した金型設計屋と共に幾度か訪れたことが80年代~90年代前半にある。さほど難しい型ではなかった記憶。
もとろん、オイラがプラ金型の設計・製作を行なっていたころだ(小企業のサラリーマン)。
その頃でもプラ金型業界では「レンジで3ミクロン」の要求精度だった。あれから35年近く過ぎた 今プラ金型は「レンジで1ミクロン」位になったろう。
気つけばオイラが造った金型でショットされた部品がTOYOTA WINDOMの内装部品だったりした。プレスの順送はオイラには無理。 黒田精工の型合わせ作業を真近でみたらオイラには無理な世界だと想った。まあ、型屋よりFAがメカトロで面白いのでメカトロにシフトしていった。
もう10年以上昔だが、型設計屋を募集していたので応募したら、
「機械設計屋の募集でなく、 プラ金型設計屋の募集なのだ」と落された。
そのテスコムから 簡便な冶具の引き合いがオイラが世話になっている会社にあったので打ち合わせに行った。
落されたオイラが呼ばれされて、ノコノコとお出かけしたネ。
まあ、あの時落さなければ、「プラ金型」も「製品組み立て装置」も自社でできたのにナ。
プラ金型の設計・製作ができて省力化機器の設計できる奴は至って少ない。
で、いまだに製品寸法が届かないのだが、お客さんは設備増強を真剣に検討しているのか正直わからん。 また、当て馬にされただけだろうな。
当て馬にするにしてもお互い無駄な時間を過ごしたわけだ。 過ぎた時間は取り戻せない。
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RBで急成長したIAI(アイエイアイ)だが、前社長がゴルフ好きで信州に頻繁に出没するとの話を聞いたこともある。
IAIが安いのは安全係数が低いからだ。
じゃあ「安全係数は幾つなのか?」と想うエンジニアはビギナ-だろう。自分で電卓計算すりゃ出るよ。
「安全係数を幾つにするか?」は人の命に係るFA分野では10。THKでは10だったはず。
それ以外はそれなりになる。
IAI(アイエイアイ)はいまではソフト設計・電機設計の主たる部分を社内でできるようにチカラをつけたように聞いた。
「2010年代初めまで電機設計を丸ごと某有名会社に委託していた」の話を委託された側から聞いたことがある。アルファベットでYが附く会社。
「IAIへ技術提供していた△△会社」の技術部長(課長?)は真面目でとても良いエンジニアなのだが、 それが面白くない所長の攻撃にあっていた。弱い立場の人間が退社するのは日本の会社の常識。 弱い立場側に正義があっても、退社させるのが日本の社長さん。まあ悪がのさばる原因は会社オーナーにあるんだがな。
IAIに功があった彼が、前社長に声かけられてIAIに営業職で入った。ハイレベルのエンジニアに営業させる会社も、そうとう変っている。が2年ほどで彼は身を引いた。(オイラより若いのに)まあ2代目からは疎んじられていたようだ。
「功には録を、能には職を」ではないらしいことは外部からも推測できた。
エンジニアを馬鹿にする奴を、オイラはかばうつもりはない。日本は、功在りし者の扱いが酷いな。
彼を空圧機器のSMCがgetしたらIAIに技術面で勝てる。
アイエイアイは清水電機って会社がベースなのだが、その清水電機に見切りをつけて起業しいまや1000人ほどの会社のオーナーになっている御方をオイラは知っている。ときどき連絡は取り合う。
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まあFA系機器全般に言えるが、チャンピオンデータなので割り引いてSPECは見ること。
でもPISCOはデータを信じてOKな良い会社。
PISCOは「功には録を、能には職を」を行なう数少ない会社のひとつ。
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