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2013年10月

2013年10月27日 (日)

「1球+1石」スーパーヘテロダインラジオの製作(実験) その1

6AV6検波の6球スーパーラジオは、電源トランスが届くまで待機です。

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次製作は、約1.5年振りに中国製IFTを使います。

複合管1球なので、電源は30mAも流せればOKです。

パーツ箱をみたら、このトランスしか手元にありませんでした。

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電源トランスに、NPOラジオ少年で領布しているBT-2Vを使いました。

バリコンもNPOラジオ少年から購入しました。

ミニチュアの9ピンを1個使います。

★まだ球種は決めてありません。

①6LQ8も面白ろそうですね。

ヒーターで大食いなので、今まで出番がありませんでしたが

3極部で増幅度40程度は取れそうです。

5極部は2万μモーとハイゲインです。

②或は使い慣れた6GH8を考えています。

3極部は6LQ8よりゲインが取れます。

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★1:3トランスは、音が低域ブーストになるので今回は使わない予定です。 

1:3トランスを用いない分だけ、ゲインが不足するので

TRを1個使います。 TRのゲインとしては30~45dbを予想しています。

★中国製IFTは、「日本産IFTよりサイドの切れがよい」のは皆さんがご存知の通りです。

★バリコンに合うコイルの工夫をこれからします。

完成予定は未定で、本人の努力次第です。

「ゲインがどの程度取れるか?」の実験です。

追記

2013年11月3日

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上手くいかないので、思案中。

2013年12月10日 追記

古書にあるように 自励式3極管での混合は、

heptode管に比べてかなりゲインが取れない。

2011年に実験した結果と変らない。

自励式3極管MIXで中波が聴こえる処に住んでいる方は、幸せだと想う。

他励式MIXでは普通に聴こえた⇒記事

改造中 その2

通電してみた。

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6BE6へはドロップ抵抗3.9KΩを経由して+BとSG電圧を印加している。

+B⇒3.9Kオーム⇒185V

この3.9KΩに掛かる電圧はテスター読みで22Vだった。

オームの法則から6BE6で消費する電流は5.6mA。

どこかの本には10mAとあったが、

ドロップ抵抗で電流を制約して省電流ですんでいる。

111

平滑回路の最下流の880オームに掛かる電圧は24Vだった。

オームの法則から推測すると27mAしか流れていない。 

思いのほか電流を消費せずに鳴っている。(電源トランスが小さくて、限界の感強し)

電源トランスはこのままの40mA用でも、一応使えている。

(耳はUPしたが音量は下がったので、電流不足状態)

球は6BE6,6BA6,6BA6,6BA6,6AV6,6AQ5。

IF段のSG電圧は35V~45Vに合わせてある。

繰り返すが、バーアンテナとバリコンの距離は近い方が耳がよい。

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改造中 その1

この6AV6で検波している5球スーパーラジオ

IFを1段追加します。計6球になります。

50年代の雑誌のどこかに

「BC帯では高周波を1段追加するよりも、IFを1段追加した方が良い」

と書いてもありました。確か都市雑音から導きだされていた記憶です。

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経験上、確かにBC帯ではIFを追加した方が耳がよくなっています。

IFを3段にしたラジオは、このラジオで4台目になります。(1台は知人の処で鳴ってます)

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検波は6AV6です。

電源トランスの容量が苦しいはずなので、 手配だけは済ませました。

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2013年10月26日 (土)

メタル管 ワイヤレスマイク  6AC7+6AC7+6SA7 その4

3球では、マイクゲインが不足していたワイヤレスマイクの続きです。

過去のTX-1ワイヤレスマイクには、↓の回路を追加してあった。

097_2

この+B(15V)で丁度30dB取れていたので、

メタル管ワイヤレスマイクにも追加してみた。

「TRを置くスペースがあるか?」の確認写真

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トランジスタを追加してみた。+Bは36Vチェナーで確保。

エミッターのケミコンは不要。

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27dBほど電圧ゲインが取れた。 

この状態でエミッターにケミコンを入れるとゲイン過多なので注意。

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さいごはこのような形になった。

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6AC7のバイアスは1.5Vほどにした方が良い。

3段目の6AC7はバイアス2.3Vにしてある。

VRをMAXにして3mVインプットで 6SA7のグリッドには5V近く掛かるので

マイクアンプのゲインとしてはOK.

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メタルの6SA7はほとんど見かけないので

6SA7をガラス管にした。

P1010031

 

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2013年10月24日 (木)

メタル管 ワイヤレスマイク  6AC7+6AC7+6SA7 その3

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え~と、バーアンテナで切った緑線。

半田上げするの忘れてました。

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発振波形。アンテナ端子での波形。

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バリコンをまわした上限の発振周波数。↓

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可変範囲が550~1620Khzなので、 とてもよい感じのfreqになった。

★6AC7を1球だけ挿してゲイン測定したら15dbしか取れなかった。

プレート負荷を47k⇒240kに換えたがゲインは減った。

 球に掛かるエネルギーが減ったので音も細くなった。

★ヒーターラインはツイストだったので、局発の信号を受けてハムが増大していた。

ツイスト線に載ったエネルギーの逃げ場がなくて、

6AC7のプレートにそのまま出てくるイメージ。

波高値としては、オシロで見た局発の波高値とほぼ同じだった。

 GT管ラジオと同じ現象だった。「ハム音だけ聞える」同調ハムのような症状になった。

ヒーターラインに載ったエネルギーを逃がすために、片側を近くのアース母線に落した。

その途端に、見慣れた普通の波形になった。 やはり先達の知恵は凄い。

6BE6や6SA7のようにヘテロダインさせるラジオは、ヒーターラインに局発信号が載ることがオシロからも分った。 ツイスト線はアカン。

★ヒーターラインをやり直してから、単球レフレックス6GX7で、電波を受けてみた。↓

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ワイヤレスマイクへの入力線でハムを軽く拾っている。

聴感上は聞えてこない。

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メタル管が4つ。 マイクアンプ部のゲインは50db弱なので、まだ20~25db不足。

6n2なら1球で60db強とれるし音も良いがミニチュア管。 本機の飛びは2.5m。

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メタル管のシェル端子ピンは、「グランドに落した方が良い」程度だった。

必ず落す必要はない。 このラジオアンプは未結線。

結局、カソード抵抗などは、近くのアース母線に落としなおした。この方がリップルが減った。

従来通りが一番よかったことを体験した一日だった。

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マイクゲインがあまりにも足らないので、1TRを加える予定。

新規に制作される方には、マイク部に4球配置することを薦めます。



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2013年10月22日 (火)

メタル管 ワイヤレスマイク  6AC7+6AC7+6SA7 その2

肩がこるというのか、首がこって中々つらい。

そういや、

耐薬品の真空レギュレーターってMADE IN USAで2社あったけど、

その会社の日本法人に質問しても、まともな答えが返ってこない。

通常は、真空ポンプ側をフルパワーで引くから、

今回のような仕様はイレギュラーすぎるよね。

国産品じゃ耐えられないので、米国製なんだけど

田舎のおじさんの質問には答えてもらいたいなあ、、。

この続きです。

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平滑回路は平ラグに載せる。

シャーシ外で半田したほうが楽なので、一度外した。

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パーツ箱を覗くと、 脚の短いコンデンサーが3個あった。

抵抗も3個あった。

シリコンブリッジは、いつもの600V耐圧。 新電元 S2VB60

おじさんは、新電元さんに、ソレノイドでお世話になっています。

ソレノイドに感謝してます。

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ヒーターの配線。

今回はシャーシには落さないで、結線してみた。

このラジオの際は、ヒーターラインがハム源になってしまって、最後は片側をアースしたが、

今回は上手くいくか????

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OSCには、このバーアンテナ(PA-63R)を使った。

理由は、安価なのと

「心棒をラグに半田付けすれば固定できる簡便さ」が気にいっているからだ。

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半田付け一点で固定できるのが、具合よい。

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今回は、緑色のタップ線は使わないので、カットした。

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信号のアース側も少し気をつかってみた。

6AC7ではアース母線を使わなかった。 

実際に6SA7を発振させたら、従来通りに戻す必要があるかもしれない。

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GT管の脚が埃だらけなので、綿棒で綺麗にしなきゃね。

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確認後、通電予定。

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2013年10月17日 (木)

メタル管 ワイヤレスマイク  6AC7+6AC7+6SA7 その1

メタル管が4本。

AM変調のワイヤレスマイクを造りたくなったので、球箱を見ていたら

6SA7のメタルがでてきた。

それじゃね、マイクアンプ部もメタルにした。

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マイクアンプ部のゲインは70~80db必要なのですが、

6AC7の3段じゃゲイン足らないけど、メタル球4個のワイヤレスマイクにトライですね。

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以前のGT管ワイヤレスマイクは、トランジスタを使ったハイブリッドでしたが、

今回は、メタル管の予定です。

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一年振り

職場で1人入院した。過労働で体と心を壊したとの話が飛んでいる。

会社のオーナーサイドからの発表は、今のところはない。

このまま、オーナーサイドからのアナウンスがないと、

「都合が悪くて、社内発表できない」と疑われしまうな。

どうするつもりなのか、、、。

真面目にやる奴は、心の病気になって去っていく。

毎年 1人 心の病気になる。

今年は、彼のようだ。

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一年振りに、このラジオの中をみた。

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変色している部品もないので、okですね。

IF 2段目のSG抵抗は22K⇒100KΩに、換えた。

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2013年10月16日 (水)

普通に鳴った。ゲルマニウムダイオードの倍電圧で、1st AFは6HA5にした。

この続きです。

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挙動がおかしいのでいろいろと確認してました。

発振の切っ掛け用コンデンサーを付け忘れていた。

①簡便なのでデジタルテスターを用いることが多いのですが、

どうもデジタルテスターの+B表示が正しくなかったようで、

改めて6BE6に掛かる+Bが180V前後になるように、平滑回路の抵抗値を減した。

6BE6のSGは+85V前後に合わせた。

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平滑回路は

500+470+330+820+470≒2.5KΩ

②SGから信号を入れてみた。

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普通にでた。

③VRを絞ってのSP端での波形。

今回は、1.5mVくらい。

「6AQ5を用いた割には、静か」

 いままでは6AQ5だと2mV位だったので、今回は静かなラジオだ。

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④バーアンテナは換えた。おじさんの環境ではこの位長くないとつらい。

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球の構成

ヘテロダイン検波  6BY6(4mhチョーク  非同調負荷)

1st IF                6BD6     ー0.7V  バイアス

2nd IF               6BD6    ー0.9V  バイアス

3nd IF               6BD6    ー2.0V  バイアス

検波           ゲルマニウムダイオードの倍電圧

1st  AF               6HA5     ー1.6V  バイアス

2nd  AF               6AQ5    ー16.2V  バイアス

★1st AFに3極管の6HA5を使った。この球の音は、6AV6よりも明るい。

★IF段のSG電圧は、発振しない程度まで上げるのが、耳の点でベター。

 IFTと球のレイアウト具合で、毎回SG電圧は異なるので、良い電圧に合わせる。

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バーアンテナ周りでもう少し耳UPできそうなので、追い込み中。

2013年10月20日17:05追記

以前にも何度かUPしてあるんだけども

バーアンテナとバリコンの位置関係は重要です。

お互いが遠いと耳が悪いですね。

両者の関係の重要さが、ラジオ教科書には載っているかは、

オイラはお馬鹿なので知りません。

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実装時のノウハウですので、試してみてください。

当初より20mm持ち上げました。 

 ⇒バーアンテナのコイルは持ち上げる前よりも

外へ8mmほど出して感度ピークになりました。

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シャーシからは離れた方が、耳がよくなる理由は分りますよね。

今回はかなり良い位置にバーアンテナを置くことが出来ました。

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6BE6の局発の漏れが少しSP端にでてくるのが気になりますが、

音は明るくて 良いラジオにまとまりました。

以上、製作記事でした。

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2013年10月13日 (日)

2バンド 6球スーパー 通電してみた。

この続きです。

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結線確認をして、通電してみた。

★必要電流よりトランスの容量が大きいので、

平滑抵抗330+330+330++220+820≒2kΩだと

290V出てきた。

820Ωには約30V掛かっていたので、回路全体で40mA程度流れているようだ。

6BE6用電圧降下の抵抗は5.6KΩにしてあるが、6BE6には230Vも掛かっていた。

6BE6は、+Bが200V越えると過発振してしまうことが多い。

★平滑抵抗を2.2K+1.2K+2.2K≒5.6KΩにしたら、

+Bが225Vになった。6BE6には190V掛かっていた。

 とりあえずこの225Vでやってみた。

★波形は出た。

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IFは合わせた。

しかし、ラジオノイズが小さい。6BE6周辺が上手には動いていない感じ。

さらに、バリコンを回すと バリバリとSPから聞えてくる。

擦れてはいないが、ステータ、ロータにゴミ(埃??)が多数付着しているのが見える。

ゴミとゴミが接触して、バリバリしている。

このバリコンは、捨てる必要がありそうだ。

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MW用のOSCコイルは、インダクタンス不足でちょっと苦しい。

 ⇒OSCコイルを手配中。

★6AV6向けに結線してあったが、辞めた。

6AV6の音がもうひとつの理由は、Ipが小さいからだと想う。

真空管のワイヤレスマイクでの経験から、プレート電流は2~3mA流さないと

音がすっきりしないことが判っている。

★検波は、倍電圧のダイオード検波にした。

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このバーアンテナは、とてもクリチカルだ。

感度ピークが、シャープすぎる。

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配置の問題で6BY6だと 過発振してしまった。

6BY6よりゲインの取れない6BE6なら使えた。

IF段のSG抵抗値は、まだ確定せず。

バリコンを調達して、再スタート予定。

 

 

2013年10月14日夜18:30  追記

バリコンは、ギャップ間に、小切れにしたコピー用紙を入れて

金属面のゴミをかなり取った。

バリバリ音は無くなった。

トラッキングを始めたが、BCバンド幅がえらく違う。

う~ん???。

遠くで民放が聞えるので、結線はOKぽい。

バンド調整はこれからです。


 

 2013年10月16日夜22:30  追記


局発の挙動をみた。発振強度がおかしい。いつもと挙動が違う。

何が悪いのか、、。

 

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055

続きます

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2013年10月12日 (土)

2バンド 6球スーパー 続き

回路図を書いた6球スーパーヘテロダインの続きです。

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電源トランスが5球用で50mA(DC)なので、大きい容量のものに

換装してみます。

今までのトランスを外して、載るかどうかを確認します。

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締結用の穴を4隅にあけます。

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NPO法人 ラジオ少年のトランスに変えました。

80mA用が在庫切れとのことで、100mA用を取り寄せました。

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配線が終了したつもりです。

結線完了の勢いで通電しないことが、大切です。

明日にでも結線確認して、通電してみます。

ただ6AV6の音が 6LM86N2Pより落ちるので、のちのち変更すると想います。

続きます。

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2013年10月 9日 (水)

6球スーパーの回路図を書いてみた

このラジオキットの回路図をCADで書いてみた。

6BE6は非同調負荷。 IFは3段。

AF初段は3極管。過去に、AF初段に6LM8の3極部を使って明るい音がしていた。

6N2Pのラジオも明るい音がしていた。

「6AV6が明るい音だった記憶が薄い」ので、もう一度使ってみる。

明るくなきゃ、他の3極管に換える予定。

できたら、もう一度6N2Pの音で聞きたい。

100_2 AVCのCとRが周波数特性に影響あるので、

 いつものように、AVCと検波出力は別系統。

ささっと書いたので、間違っていたら申し訳ありません。

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トランスの容量に左右されるが

①6BE6への4.9KΩで 30V程度ドロップさせて 6BE6へは180~190V印加

  ⇒プレート電流はオームの法則で6mA前後

 SGは10~15KΩで100Vほどドロップさせて SG電圧は85~95V印加

  ⇒SG電流は6~10mA前後

 6BE6単球で 12~16mAくらいは必要

②IF球は、6BD6だが、 3~5mAも流せばOK.  通常は5~10mAのことが多い

  SGは47KΩで100Vほどドロップさせることが多い。SG電流は2mAくらいかな、、、。

  IF単球で 10mAでOK

③6AQ5は カソード抵抗2.2KΩで12V位なので IPは6mA位。

 SG電圧は実測したことなし。 

★6球ラジオ鳴らすには、

 12mA(6BE6)+10(IF)+10(IF)+10(IF)+6AV6+12mA?(6AQ5)≒60mA?

60mAくらいのトランスを用意したい。

10月11日追記

このラジオで、改めて6AV6の音を聞いた。

音は明るくなかった。

ダイオード検波で6N2を使ったラジオの方が音が良い。

とりあえず6AV6で鳴らすが、ダイオード検波6N2に交換予定。

続きます

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2013年10月 8日 (火)

2バンド  ラジオ キットのソケット数5をプラス1した 続き

MTソケット数を6個にした2 バンド ラジオキットの続きです。

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ヘテロダイン検波部がまだ残っています。

球は

ヘテロダイン検波 ⇒6BE6 (負荷は 高周波チョーク)

1st IF⇒6BD6

2nd IF ⇒6BD6

3rd IF ⇒6BD6

検波  ⇒6AV6

1st AF ⇒6AV6

2nd AF⇒6AQ5

続きます。

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2013年10月 7日 (月)

YAMAHA のチューナー CT-R1 修理しました。

先日のYAMAHA チューナーCT-R1修理の続きです。

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前記のように、「フロントエンドがマイナス30db」になってしまうので、

半導体が1~2個 動作していないことがわかっています。

①フロントエンドのFET達をまとめて交換しました。

3SKが1個。2SCが2個です。

 

このフロントエンド、FM時には、+Bは15V掛かってます。

AM時には、1.5V印加でStand-by状態になってます。

 

FM雑音は大きくなっていたのですが、放送局を捕まえられません。

しかたないので、フロントエンドを外して単体での確認です。

フロントエンドだけ9V電池(006P)で通電させて、信号の増幅具合を見ると

まだマイナス10dbなので、 交換した半導体のどれかが不良のようです。

 

②「何が良くないのか?」 を推測して、FET or TRを交換することになります。

改めて、もう一度3SK45を別な新品に交換しました。

フロントエンド単体で測ると マイナス2dbほどになりました。 

15v印加のところを 9vで確認しているので、 「正規15vを掛けると正常動作する」ので

シールドシェルを実装しました。

③実装して、SGから信号を入れてみました。

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ええ、普通に波形でました。

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FMの民放を受信中↑。

良い音で鳴ってます。

022

交換した半導体たち。

今回は入手しやすい半導体でしたので、助かりました。

新品の3skは1個だめでしたが、、、。

カスタムICが壊れていると、お手上げですものね。

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原因調査 5分

チュナー外し 5分

半導体交換 5分

確認     2分

半導体交換  2分

確認・調整      10分

再組立                     5分

計           35分 


以上、YAMAHAのチューナーCT-R1の修理でした。

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2013年10月 5日 (土)

YAMAHA のチューナー 修理中です。

「AMは正常だけど、FMは鳴らない」からジャンクとのことで入手した。

YAMAHAのチューナーです。型式は、CT-R1。

002

オシロをつないで波形確認です。AMは 放送が聞える。

FMは放送局は聞えないが、検波以降は動作しているのが耳でもわかる。

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FMの波形↑。

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SGから信号を入れてみた。↑このFreqで波形が綺麗だった。

IF以降は正常ぽい。

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FM帯の信号を入れると、フロントエンドから30dbほど弱くなってでてきた。

減衰されてでてきたので、 半導体が壊れているんだろう、、。

FM帯は、4連バリコンです。

006

パターン面が不自然に汚い。????と想ってしまった。

 メーター周辺のトランジスタがごっそり交換してあった。さて、どういうことだろう??

でもね、壊れているのはフロントエンドなのね。

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この中の半導体が怪しいのです。

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3個半導体が居た。其々の型式をノートに書き留める。

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ネジを紛失すると苦しいので、テープで固定。

半導体を手配してみるが、若松さんならあるかな?

このシャーシとバリコノを使って「真空管FMチューナー」も一考ですね。

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AM帯は、他励式?混合でIFは2段。

セラミックフィルターが1個 入ってます。IFTを使ってないのです。

このチューナーさん、AMの耳は6石トランジスタラジオより落ちます。

いまのところTX-40の方がAMよく聞えます。

バリコン⇔バーアンテナが遠くて、耳が悪くなってます。

バリコン⇔バーアンテナの距離は重要です。

これだけ遠いと、経験上15dbくらい失っていると推測される。

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