超軽度に歪んだ音を力強い、パワフルと捉える人が非常に多いので、audioは難しいねえ。生音がそのままスピーカーから再生(再現)されるシステムは、安曇平北部の松川村:M’sゲートにあった。2000万円超えのシステムでもあった。
音の良いトランジスタ型番(ミニワッター)はここに公開中。
1959年頃のseppは ここ。
1970年のSEPP回路はここ。
class_A のアンプには push pull動作は無い。 つまり終段はシングルになる。終段パラレルは音が拙いのでバレる。 耳が悪きゃ区別すらつかない。
push pull 回路を class_A と呼ぶのはオツムが悪いし、回路学習していないことが露呈している。 そんな知見レスのsiteが多数あるが オイラだったら恥ずかしいので訂正を掛けるね。CLASS_AA は造語。 CLASS_A1も造語。 そんなの理論説明できる人間はいない。
無帰還アンプってのを見るとSEPPなので、これ回路学習してないことがバレル。 ご丁寧に帰還量設定抵抗を図中に書いてあっても無帰還アンプと言い切る。 その心意気をオイラは驚く。
2sc1815,2sa101のseppで熱暴走実験をしてある。ここに公開中。定格150mAに対して120mAくらいは流しても耐えてくれるが、90mAを超えて流すと時間経過とともに電流値がゆっくりと上がっていく。 2sc1815は 60mAから70mAで使うと音艶もでる。
YouTube: 6transistor SEPP amp ( 2SA1015+2SC1815) :通電確認
LED BAR表示させた0.8Wアンプ。RK-233
終段を2パラレル化したのはRK-226v2.
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アンプの基板類。
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1.
日本が元気だった70年代~80年代に比して、近20年の製品は信号うけてからのスピーカーの応答性が低下している。 理由はハイパワー入力対応のためエアギャップを広くしたのが2000年以降のsp。ムービングコイルと磁石とのエアギャップを広げるとパワーは入れられるが、入力エネルギーの音変換効率は下がる。ロスが多い。
2,
結果、音圧が下がった。信号が入ってから音振動になるまで時間がかかる。
言い換えると音の立ち上がりが遅延する。
精細な音復調がされにくい。等のデメリットが生じている。
3,
オイラは「80年代エアギャップのスピーカー使用をお薦めする」。反ecoがお好みであれば最近のスピーカーでお願いします。
4,
audio工作派は、sp構造についての教養がなくても執筆し飯が食える。エネルギー変換効率まで検討した雑誌執筆はない。
5,
某有名siteでは「ヘッドホンアンプの電圧増幅は90倍」と公開している。しかし音源を実測すると最大150mVでるものから max40mVのもある。
彼の戯事を信じれば「ヘッドアンプでは 入力40mV x 90= 3.6vに増幅される」。3.6vも出るならば、電圧の壁影響を考えると供給電圧は正負9vづつ程度ほしい。
webでは 偽りが多いねえ。
6,
アンプの歪率測定は定まったルールがある。JEITAのCP-1301A。 これにそって音響品は計測されている。しかし自作派websiteでは JEITAとは異なる計測をしている。 つまり土俵が違う。マイルールで計測して歪大小を提示されても それりゃ、メモ書き程度。どうやら本を執筆している法人、個人はJETIAを知らないようだ。
7、
某有名siteで公開している「電圧 x 無信号消費電流」 から「ヒートシンクレスのトランジスタに掛る印加エネルギーが計算できる」。それを算出してみると10秒程度で昇天してしまうエネルギー値になる。 回路に沿って実機製作すると室内温度20度通電6時間経過して トランジスタ表面温度85度熱平衡になった。脚を伝って熱が逃げるので昇天はしていない。 もちろん基板温度はまだ上昇中だ。 室内気温25度であれば95度近傍までは確実に上がるので、95度ならば基板は500時間もすりゃ反ってくる。 休日、ゆっくり音楽を聴くのであれば放熱工夫は必要。 「ヒートシンク必要」とは某記事にはないが、火傷したくないのであればヒートシンクはmustだ。
8、
某siteでアンプ出力計測に「テスターのACレンジで測れ」と公開していた。 試しに実行してみたら、全然アカン。
9,
己にとって都合よいものだけを食するのを偏食と世間では云う。 webでは偏食行為は至極楽なので 偽りが潮流になっている。
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製作した 「ヘッドフォンアンプ自作回路」 と 「トランジスタアンプ自作回路図」は下記の通り。 2SA1015,2SC1815,2SA950。 2SA1359+2SC3422。
1Wを程よく計測できるパワー計は市販品がないので自作した。 これにより実測できるようになった。オイラの興したパワー計基板はサトー電気webにもある。 200mW程度のスモールパワーアンプ計測時に、アンプが歪出すとLED点灯具合が変わるので、「ああ歪んだ」と目でも判る一品。
・ヒトのミミは150dBで鼓膜が破れるようだ。
・旧版レコードは120dBのレンジで書き込まれていたが、CDの登場を契機に 音楽ディスクはゆるやかにレンジ80dBにまとめられている。
・2000年以降の録音されたCD,DVD等は「耳の悪い年よりでも聞こえるように強弱を減らす」ことに成功している。
・良い音を聴ききたきゃ 1960~1980年代の音楽ディスク。
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2022年1月5日 初稿
9石ラジオのAF部を TR アンプ基板化したのが起点。
半導体SEPPは1959年から日本製トランジスタで回路紹介されている超古典回路です。歴史は63年超え。PP動作すなわち push pull 動作なのでclass B. クロスオーバー歪低減技術は1969年から72年に確率され、そこからの進歩はほぼ無い。
① 2SA1015+2SC1815のSEPP(6石) :RK-142V3
入力上限は15mV前後にした。 パワーゲインは58dB前後。
YouTube: 6transistor SEPP amp ( 2SA1015+2SC1815) :通電確認
製作詳細はここ。
② 2SA1359+2SC3422のSEPP (6石):RK-150V2
YouTube: 6transistor amp for radio : sepp ,2SA1359 and 2SC3422 as RK-150.
入力上限は15mV前後にした。 パワーゲインは67dB前後。 製作詳細はここ。
③
3V3石 SEPP amp:実測40mW
RK-184. 製作詳細はここ。
YouTube: 3 transistor sepp : supply only 3v sound like this.
④
5石 sepp 9v :実測250mW
YouTube: 5 transistors amp : sepp 9v . 250mW power
入力上限は60mVにした。 パワーゲインは47dB前後。
製作詳細はここ。
⑤
3V3石 SEPP amp LR回路を1基板にした。
乾電池2本でこれだけなる。
YouTube: D.I.Y headphone amp.3v. all transistors
RK-190でキット販売。小学生・中学生向けキット。
製作詳細はここ。
⑥
真空管+buffer+ booster のsepp : RK-196
製作記事はここ。
YouTube: ヘッドフォンアンプ:12AU7+OP AMP+booster
YouTube: headphone ampの自作 :12AU7+ OP AMP +BOOSTER
⑦
真空管+op amp buffer + booster のsepp : RK-196v3 。16v仕様。
⑧
トーンコントロール付12AU7 AMP: RK-207
YouTube: tone controlled 12au7 headphone amp : output max 280mW.
記事はここ。
⑨
12au7 with led indicator
RK-212 .
記事はここ。
YouTube: 12au7 headphone amp with led indicator . MAX 250mW
真空管+buffer+ 2 stage booster(4 transistor) のsepp : RK-220 ノンヒートシンク
実測390mW:
終段トランジスタへは0.1Aづつ。 総電流値0.35~0.4A : 記事。
YouTube: 12au7 +booster, new model rk-220
⑬
真空管+buffer+ 2 stage booster(4 transistor) のsepp : RK-222
ヒートシンク版 実測590mW
⑭
トーンコントロール式 真空管+buffer+2 stage booster(4 transistor) のsepp
rk-224:
YouTube: dc 12.6v : tone controlled 12au7 amp
⑮
差動入力の9石 mono amp rk-225:
3v供給で12mW .6V供給で150mW . 記事
⑯
差動入力の1CH 9石 : stereo amp rk-226: (上のステレオ版)
YouTube: ディスクリートアンプ /2SA1015+2SC1815 (100mW ? )の音
⑰
6AV6 2本で鳴らすmini power amp
YouTube: twin 6AV6+ booster amp : supply 15.6v
RK-227。 製作記事。
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記事 はここ。エネルギー変換効率は16%ほど。
無信号時でもMAX POWER時電流が流れている。公開されてうる内容とは違う(動画あり)。
YouTube: トランジスタ式ミニワッターPart2 通電してみた。12V。 定数変更してスマホで鳴らしてみた。
入力290mVでフルパワー760mWになる。放熱板はMUST。 それがない場合には5年もすれば基板が反ってくる。
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差動入力トランジスタ式ワッター RK-229
製作記事はここ。
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22
RK-233
ミニワッター基板にLED bar を載せてみた。記事はここ。
YouTube: diy: mini watter + led bar
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23
真空管+cascaded op amp buffer + booster のsepp : RK-196v2 。
YouTube: 12AU7 + cascaded OP AMP + booster (2sa950+2sc2120)
製作記。
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24
製作記事はここ。
YouTube: cascaded OP AMP + booster (2sa1394+2sc3422)
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25
クリスキットp35型の回路をベースしてヘッドフォンアンプを造ってみた。
YouTube: headphone amp :max out put 125mW (9V supply) d.i.y
製作記事は ここ。
所感: すっきりしていい音。 「ぺるけ式 PART2」 より音はよい。回路支持者が多いのも納得。この音は、 単電源の9石x2のディスクリートアンプ(RK-225)と音色差がないのも不思議。
chriskit_p35_type_headphone_amp_diy.pdfをダウンロード
周波数特性は20Hzから330kHzあたりまでフラット。 出力は 9v供給で max 125mW. 差動回路は2SA1015GR. 終段は音の良い定番 :2SA950+2SC2120.