トランジスタ式ミニワッターPart2 。その2。 通電してみた。

有名な「トランジスタ式ミニワッターPart2」を今日は通電してみた。 

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YouTube: トランジスタ式ミニワッターPart2 通電してみた。12V

音だししてら、音色は12AV6amp、12AU7ampより落ちるね。 角が立ったスパイク形状の音になっており、所謂トランジスタアンプの音そのもの(RK-150と同じ音)。 ヒトの声はこんなにスパイクではない。アンプを通過させた音だとすぐにバレる音はだめだと思う。

公開回路のままだと長く聴くと肩がこった。この純半導体アンプの音で納得できないので、「真空管+半導体」アンプを自作始めた経緯がある。     このアンプは2ルートNFBなので信号がお互いに喧嘩している感じだ。 (470オームを62Kに換えて帰還量を減らしたら音がすっりしてきたので、やはり喧嘩しているね。62Kならば常用してもよいと思う )

松川村の超有名JAZZ喫茶店(  ここ 。オーナーは鬼籍に入った。システム費用はTOYOTA センチュリーとほぼ同額。 )  での半導体アンプ音は艶もあり、ごく自然な音だった。スパイク形状の音になっていないね。ああいう音がよい音だとオイラは思っている。

この純半導体アンプ音の評価がよいならオイラのこれまでのアンプもよい音なんだろう。

「バイポーラらしいエッジが利いた鳴り方」と呼ぶらしいが、元の音源よりエッジが立っているは事実。エムゲートで聴くJAZZはこんなエッジ音にはなってない。

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1,無信号でも300mAは超えて流れている。(指針式テスターの300mA電流レンジが振りきれる)

2,VTVM端計測では入力660mV(z=600)も入れてようやく出力0.75W 。スマホ音源だとインピーダンスも合わないし、非力なのでフルドライブできないことが判明。音への変換効率としては16%。 

3、電圧の壁起因で、最初に飽和するのが初段トランジスタぽい、次に2段目?。動作点は少し見直した方がいいかも、。

4, 動画では81℃までは確認したので均衡温度は85℃くらいになると思う。プリント基板が最初に熱劣化し反り返りそうな感じ。(ここまで基板温度を上げた経験がなかったが 1week程度なら耐えれることはわかった)

5, 温度上昇がゆるやかである. 電流値が安定するまで15分??

5,6kHz?でアンプ側の入力インピダンスが下がる。 理由は不知。

 

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まとめ

・供給エネルギーとしては12V X0.40A =4.8Wであり、出力は0.76W.  差分4WはSEPP deviceで放熱している。(エネルギー効率は16%) 。  sepp回路での変換効率は20%を超えるのは難しいね。 指針式のふれ具合から0.35くらいだと思う。

・上記から 2SC3422、2SA1359はそれぞれ単体で1.8Wほど放熱できるぽい。

・NFBの帰還量を稼ぐ思想なので結果全体ゲインが低い。回路定数を変更するか、上流に15dB程度のアンプがほしい。 ラジオのAF部にするならば前段に40dBアンプ必要。(初段電流を減らした設計なので???とは思ってはいた)

・熱で基板が反ると思うので 放熱板はほしい。(パワコン故障の主たる原因は基板の熱劣化)

・180オームは1/6W でも耐えれるので 1/4Wで十二分。

・0.68オームは 0.5オーム1/2Wにしてみたが 1/4Wで耐えれそうだ。通過する電力計算値は0.4Ax 0.5x0.5=0.1w。 1/4W抵抗でOK.

・無信号でも300mAは超えて流れている(指針式テスター 300mAレンジが振りきれる)

・500mAを測れる電流計が必要。(昨冬に捨ててしまった)

・ポリカは表向き120℃が耐熱であるが、90℃常用すると1weekでボコボコにはなる。ガラス入り樹脂温泉管でも80℃で使うと5年は持たないので、ラジオ工作デバイスの温度上限は70℃だとIオイラは捉えている。サーボモータ温度使用上限は70℃あるいは80℃。 熱でゆっくりと劣化するので、上限70℃で設計することが多い。

・自動車に使う基板は「80℃で24時間耐える」ことがベース。1000時間も耐えれるかどうかは、そんな試験している会社はない。

放熱板をつけて定数変更した。 これでスマホでフルドライブできそうだ。

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290mV入力でフルドライブにはなった。

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YouTube: トランジスタ式ミニワッターPart2 通電してみた。12V。 定数変更してスマホで鳴らしてみた。

470オームを33kにした音。 nfbが減ってもやもやが減少した感じ。

 トランジスタ式ミニワッターPart3以降になるとNFBルートは1つなっている。 そりゃそうだ2ルートによる音劣化に気ついたらしい。

コンデンサが交流で90度位相が進む性質があるので、初段のコレクター端では、出力コンデンサー経由の信号と1Kオーム経由の信号が同相で喧嘩になる。 時間観点では ぺるけ氏の470オーム経由信号が速く届く、そののちに1Kオーム経由のが届く。喧嘩して弾かれたのはどうなるのか? と考えてみようね。

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電源電圧は10Vも供給されていれば そこそこ出てくるので12V±0.4Vで供給してやればOK。電源としては1Aは必要。これが0.8Aであれば音のピーク波形がだれるので、そこは注意。

 
 

終段に12V 0.4供給時には、Z=12/0.4=30になる。動画のように電流増減がわからないアンプ。

2ルートでNFB掛ける場合には、到達時間差による相互干渉について充分な検討はほしい。

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