A1級とA2級
雑誌記事をみていると、「A1級シングル」だとか「A2級動作」という言葉がでてきます。[これは1994年に公開された誠文堂新光社によるまちがいです。] つまり80年代からアンプを自作している人間は騙されていません。 騙されているのは最近アンプをつくりはじめたビギナーだけです。
無線と実験誌の誤情報でした。
ここ、参照。1994年6月号に ニセ知識を公開してある。
AB2動作用に設計した球が多いので、
上の「グリッドに電流を流さないことがお約束である」は間違っている。
この作者は2極管から7極管の開発歴史を学んでないことが読み取れる。この水準で執筆できるのは運がよい。
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同じ会社の刊行本にはAB1,AB2 と記述されているので、 AUDIO担当がオバカなことが分かった。
このアンプ本は正しく解説してある。
同じ会社で 云うことが違う技術書は 読んではだめだね。 バカがうつる。
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ラジオ技術は日本発祥ではない。
本家から学ぶように。真空管のリニア本を購入すると動作説明されているので理解が速い。
https://en.wikipedia.org/wiki/Power_amplifier_classes
push も pullもない。 CLASS_A
pushするTR と pullするTRが存在する。 CLASS_B.
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pish-pull 動作( CLASS_B )をCLASS_Aに近づけようした回路技術は1970年と1971年に掛けて英語圏で散見される。勿論 動作原理説明が公開されている。
繋ぎ部分を改善する回路は current damper と呼ばれていた。 RFではダンパー抵抗を使いQ低下させるが、これは電流を触るからだろうと思う。
日本語では 無線と実験に紹介されていたかどうかは、オイラ知らず。