2019年11月に 「PWM 変調によるAM生成実験基板キット」を領布しはじめた。 変調デバイスにicm7555(タイマーIC)を使い、簡単にPWMのAM変調を体験できるキットになっている。
中波での放送はPWMに置き換わっているので、1960年代、70年代のような古典的AMの音はもう存在していない。
YouTube: pwm transmitter : using ne555 for my radio.
oscにNE555のCMOS版をつかっている。弱点としては、「CRによる発振なので周波数が数十ヘルツあばれる」⇒ 周波数合わせに手間取る。
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1,
上述の弱点解消に、LC回路で発振させてみた。トランジスタによるLC発振でなく、未経験の74HC04でLC発振させた。
過去にLM311でOSCさせた実験。 WEB上には偽りが長らく公開されており、わざわざと騙されている。
2,
74HC04のOSC上限は5MHz前後。 ⇒ 記事。
3,
変調デバイス7555で充分な変調を掛けるには、af信号で2.2v程度は必要になったので、mic amp LC6482の後段にFETを入れた。rail to rail ampのLMC6482であるが、600オーム計測では実際にはrail to rail にならない。後段の入力Zに大きく左右されるので、LMC6482+bufferで検討するのが安全。
YouTube:74hc04でoscさせたトランスミッターの実験中
TX終段は2SC1959で17mA流しているが、7555からのoutが弱いのでもう一段アンプをいれてみる。